2014年2月に中部地方を襲った大雪災害には、みんなが驚いたことでしょう。
雪で折れた樹木は、見た目には悲惨で哀れにも感じますが、ボクは生物たちの分譲住宅の基礎工事のはじまりだと見ることにしています。
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陣馬形山(1445m)から伊那谷の大パノラマを見渡しながら、縄文時代の人の生活に思いをはせる・・・・・・。自然あっての人間ということを縄文人の方がずっと大事にしていたようです。
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秋も深まってくると、シカの声があちらこちらから聞こえてきます。
「キュウィィィィィーー 」
それは、大きくてよく通る声ですから、一度覚えてしまえばすぐにわかります。
この声は、繁殖期を迎えたシカの雄が雌を呼んでいるのです。
» 森の聞き耳頭巾(ききみみずきん)…の全文を読む
ボクはカメラを通して、動物たちの盛衰を見続けてきましたが、その結果、妊娠期間と同じ時間で、死後土に還っていくことがわかりました。
そこまで見届けていくと、森では誕生と同じくらいに「死」に大きな意味があったのです。
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「あそこの家は、あまりいいご馳走が出てこないから後回しにしよう…」
「あそこには犬がいるけれど、庭に繋がれたままだから大丈夫」
「あの家は、夜寝るのが早いから、深夜にはまったく気づかれない」
こんなキツネの会話が聞こえてくるようです・・・・
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そこは天竜川の河岸段丘の上にあり、周囲はリンゴ畑が広がっていました。
このような環境なら、ノネズミもたくさんいるからフクロウも確実に棲めると思いました。
そして、そんな農地の一角にある古い農家がおじいさんのお宅でした。
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落ち葉が足元に舞う、寒いさむい冬。ちょっとだけ元気をだしてボクは、なるべく外へでるようにしています。
それは、野山の木々が裸になることで、これまで見えなかったフィールドサインが目に飛び込んでくるからです。
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ボクが東京で、「けもの道」というタイトルで写真展を開いたのは1978年のことでした。
中央アルプス山中につづく登山道に無人撮影ロボットカメラを3年間にわたって設置して、そこに出現してくる野生動物たちを撮影したものです。
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ボクは、中央アルプス山麓の森に囲まれた高原に仕事場を設けています。
そこはツキノワグマやサル、イノシシたち野生動物の生息エリアそのものなのです。
ですから、動物たちがいるのが当たり前で、ボクのほうが「おじゃまします」といって生活しなければならないところでもあります。
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つい先日のことです。長野県のとある高原にある観光地に、ツキノワグマがひょっこり顔をだしました。初夏の避暑地。高原が観光客でにぎわう午後2時頃のことです。
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