物まね上手な初夏の野鳥、キビタキ
野鳥の声のリスニングから森の深みを耳で知るのも初夏という季節の楽しみ方です。今夏、中央アルプス山麓に渡ってきたキビタキの一部に囀(さえず)りの変化がおきています。それは、囀りのイントロに「アオジ」の声を必ず入れているからです。これまで、キビタキにはこのような変化はありませんでした。
森と里と野生動物たちから教わった自然のメッセージ 信州・駒ヶ根在住の動物写真家宮崎学のフォトエッセイです