地味で平凡、どこにでもいるキジバト。あまりモデルにする人がいない野鳥です。しかし、このキジバトが仕事場の林につがいでやってきていることを知ってから、『一流モデル』のように写真を撮ってみたいと思うようになりました。はたしてキジバトは、実にいろんな表情、いろんなポーズで決めてくれ、楽しませてくれたのです。
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ノウサギは実は耳以上に顎ヒゲが長いのです。この顎ヒゲで地上の凸凹をはかりながらキツネなどの天敵に出会ったときは脱兎の勢いで走って逃げていくことに使っているのです。ヒゲをテーマに、ぐぐーんと野生動物の生態に迫ってみました。
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日本の森には安全な樹木や植物ばかりではありません。なかには、毒があってとても危険なものも少なくありません。有名な植物にはトリカブトがありますが、まだ他にも有毒なものはたくさんあります。
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傷ついたスズメを保護して、その後大事に飼っていた女の子。そうしたら、近所の自然保護の知識のあるオジサンが「スズメは野鳥だから法律で飼育してはならない。すぐに逃がしてあげなさい」と言ったそうです。果たしてそうなのでしょうか?小さなスズメの生命から、教わることは大きいものです。
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樹の幹を下ってくる可愛らしいリス。でもこれは、日本の森に昔からいる「ニホンリス」ではありません。
台湾や中国南部に生息している「タイワンリス」です。
関東中部地方の太平洋側で、勢力拡大をしているタイワンリスが南アルプスを超えて、信州の森にやってくる日が来るのでしょうか。
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中央アルプスにある仕事場にやってくるカケスに、ヒマワリの種をまいてみたら、喜んで拾っていくようになりました。そして半年ばかりつきあっていたら、ボクをすっかり覚えたらしく、10mくらいまで平気で近づいてくれるようになりました。お洒落な衣装の伊達男、カケスは、森の情報屋としての一面も持っています。
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「御嶽山」が噴火をしました。
大勢の方が犠牲になられてお気の毒でしたが、噴火を現実に感じて地球がまだまだ生きて活動中なことを再認識しました。
ハイマツ帯や高山に住む動物たちはどう動いたのか、そして長い時間と共にどのように自然が戻っていくのか、山の動物たちの行動に心を寄せていきたいと思います。
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サシバは冬に日本で子育てをして、夏には越冬のためアジアの南へ渡っていく猛禽類です。
秋の渡りの時期になると壮大な渡りの群れを見ることができるので、愛知県の伊良湖岬や沖縄の伊良部島に鷹ファンが鳥見に訪れます。
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ボクが子どもの頃は、池には子ども達が釣りをしたり水遊びをして、水鳥たちもゆっくり子育てがしにくい環境だったかもしれません。
時代が変わって今日では、信州の高原にあるため池にも、カイツブリがやってきて子育てをするようになりました。
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近所にある携帯電話の中継鉄塔アンテナで生まれた一人っ子カラスクン。
変な声でなくので、「脱力系カラス」と名付けて観察しています。
案外身近なカラスでも、わかってないことがいっぱいあることに気づかされます。
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