カワネズミという動物を知っていますか?ネズミといっても「モグラ」の仲間で水中を泳ぎヤマメやイワナ、サンショウウオ、水性昆虫などを食べて生活しています。そんなカワネズミの撮影をしたくて、渓流にカメラをしかけてみました。
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最近、二宮金次郎像に興味がでてきました。
たくさんの薪を背負っている姿に、小学生当時のボクは「あんなにも集められないなぁ」と思ったものです。二宮金次郎像から、山野の樹木を利用しなくなって70年たつ日本の変化を感じます。
» 二宮金次郎像と、森に負けつつある国…の全文を読む
自然というと、なぜか遠くのほうばかりを見てしまいがちです。
ところが、身近な自宅の庭先にもたくさんの自然がころがっていました。
そこで、庭の畑に無人カメラを設置して、庭のようすを見てみることにしました。
そうしたら、「えっ、えっ、えっ、えっ、… まさか、こんなことが起きているの?」という発見の連続だったのです。
» 春の小さな庭の物語…の全文を読む
雪が舞った翌日には、ボクは生きのもたちの動きを知るためにフィールドにでかけます。
わずかな積雪に動物たちの足跡がくっきり残されているから、彼らの動きを知ることができて楽しいのです。
雪の翌日の里山観察の楽しみ方です。
» 新雪の跡からさぐる動物の動き…の全文を読む
中央アルプスの山中に、水場を見つけました。僕はさっそく、トレイルカメラという市販のカメラを設置して調べてみることにしました。トレイルカメラはカメラと赤外線自動撮影装置がコンパクトなセットになったもので、最近はこのような便利なカメラが市販されるようになり、ロボット撮影も随分身近になってきました。
» 森の水場の60日…の全文を読む
ある日、ボクが観察していたモモンガの巣穴をオオスズメバチが横取りして、樹洞内に巣をつくってしまいました。まもなく、さりげなく飛び出してきた1匹が、ボクの目の前をゆっくり上下運動をするように飛びはじめました。すぐに、もう一匹が加わり2匹で振り子状飛翔となりました。そして・・・
» 最近スズメバチに攻撃されて危機を逃れたことがあります…の全文を読む
「シナントロープ」というギリシア語があります。人間社会の近くに生息し、人間や人工物の恩恵を受けて強制する野生動物のことで、古くはローマ時代から使われている言葉だそうです。人間が撹乱する自然を、したたかに利用して生きる動物たちをテーマに写真展を開催します。
» ヒトの傍らで – シナントロープから見た世界…の全文を読む
最近、伊那谷でも完全復活してきたノウサギ。足跡やフンの様子を見るだけで、ノウサギがくつろいで安心しているのか、天敵から逃げているのか、どのくらい生息しているのかが見えてきます。今回は写真を紹介しながら、自分たちの身近にノウサギがいるかどうかを発見するポイントを紹介します。
» ノウサギの見つけ方…の全文を読む
動物や野鳥に、人間が餌をやる風景を見て「野生動物に餌付けをするのは良くない」という人々が、最近は増えてきました。でもそれはボクに言わせれば間違った自然観なのではないか、と思います。こうした目に見える「餌づけ」に対して、人間が膨大な規模で行っている「間接的餌づけ」について考えました。
» 野生動物たちに餌づけをするなというけれど……の全文を読む
野生動物の雌雄が見分けられると、自然観察の楽しさも増します。今回は、難しいけれど少しだけ野生動物の性別を見分ける方法を説明してみることにしました。野生動物に出会ったら、オス?メス?考えて見るのも良いでしょう。
» オス?メス?野生動物たちの性別くらべ…の全文を読む