おから入り鶏つくね
豆腐作りで大量のおから
先日ちーむゴエモンの津久井大豆を使って「豆腐を作る会」を開きました。
もう新豆を収穫する時期なのに去年の分の豆がまだあるので、
盛大に豆腐を作って食べようという趣向でした。
ところが豆乳の作り方が悪かったのか
火の入れ方なのか分からないのですが、出来た豆腐はほんのわずか。
(50丁できる予定だったのですが)
味も残念な結果に・・・
代わりに大量のおからが出来るというおからの会になりました。
しかしこのおから、
手絞りのせいか豆乳の味が残ってしっとりとして甘みがあっておいしい。
仲間が持ち寄った醤油もろみと醤油漬け麹で煮ただけでも、
とってもいい味の卯の花の炒り煮ができました。
しかし卯の花煮だけでは到底食べきれず。
お土産の大量のおからで何を作ろうかと考え、
子供でも喜んで食べてくれそうな鶏つくねを作ることにしてみました。
おから入り鶏つくね
材料
- おから …200g
- 鶏ひき肉 …300g
- 卵 …1個
- ネギ …1本
- 塩 …小さじ1/3
- 酒 …大さじ1
- 片栗粉 …小さじ1/2
- 醤油 …大さじ1.5
- みりん …大さじ1
- 砂糖 …小さじ1/2
作り方
1.ネギはみじん切りにして、おから、鶏ひき肉、卵とよく混ぜ合わせ
塩・酒・片栗粉も加えて混ぜる。
2.薪ストーブは強めに焚き、
ストーブトップで温めておいたスキレットに油をひき、
お好みの形に丸めたつくねを焼く。
ミッキー型、ミニー型、ハート、スペードなど一生懸命作っていました・・・
3.焦げ目がついたところでひっくり返して火が通るまで焼く。
横では土鍋でごはんを炊いています。
4.お好みでタレ味の甘辛つくねに。
しょう油、みりん、砂糖の合わせ調味料をかけて炒りつけます。
脇で山東菜のおろぬきも炒めて。
ストーブ前にテーブルを出してアツアツをいただきま~す!
こんなに薪を焚いたのはこの秋初めて。
お腹もカラダも幸せ~。
やっぱり薪ストーブはいいなぁと思うシーズン初めでした。
使用ストーブ » バーモントキャスティングス アンコール
クックウェア » ロッジ スキレット
青ゆずを添えて
おから入りのつくねのお味は?
ネギの香りが効いたさっぱりつくねになりました。
庭から走って採ってきた青ゆずが塩つくねに合います。
気になるパサつきはありません。
これはゴエモンおからのおかげでしょうね。
市販のおからを使う場合にはもう少しおからの量を減らすか、
お酒など水分を足すといいかもしれません。
お肉だけで作るよりボリュームアップ。
ヘルシーなつくねになりました。
残った分は翌日に大根と里芋と煮物にしましたがこちらもGOODです。
豆腐屋さんってなんてスゴイ
ネットでおからのレシピを検索していたら、
パサつきをおさえるために、豆腐を入れるレシピが結構ありました。
でもこれって豆腐作りをしたものにとってはかなり変なコト。
だって豆腐の作り方とは―――
一晩水に浸した大豆をすり鉢かミキサーですり潰し、水で煮て呉汁を作る。
泡がたくさん出て吹きこぼれそうになるし、
鍋底は焦げないようにかき回し続けなければならないので大変・・・
呉汁が熱いうちに布巾でしぼる。熱いし手はガサガサになるし・・・
布巾に残ったのが大量のおから。絞ったちょっとの汁が豆乳(涙)。
が豆乳は濃い目に作ったので甘くておいしい!
豆乳を80℃くらいに温めて水で溶いたにがりを打つ。
あまりかき混ぜすぎないのも重要。
公民館となりの千木良小学校から3年生が見学に来てくれました。
千木良は津久井大豆発祥の地です。
子供たちも大豆を育てています!
ふわふわした豆腐と黄色っぽい水に分離してくる。
豆腐をすくってさらし布を敷いた木枠かザルに入れて軽く重石をして。
好みの柔らかさまで水を切ったら出来上がり。
これっぽっちの量でございます(涙)
ザルで濾すと量が減るので、
豆乳ににがりを入れて蒸かして作るゆし豆腐も作ってみましたがこちらも失敗。
なぜか固まらず味も??
豆腐作りに悲しくなって残りの大豆は煮ることに。
蒸した豆で納豆作りも。
使った鍋も豆のたんぱく質のせいか焦げや泡がこびりついて洗うのに四苦八苦・・・
と、こんな風に大変な思いをして豆腐とおからに分けたのですよ。
そのおからにまた豆腐を戻すなんて!!
そして少量の豆腐に対して大量のおから。
今回大豆をたくさん使っておから(!)作りをした私たちに分かったことは、
豆腐ってなんて贅沢な食材!!
豆腐屋さんってなんて大変でスゴイんだ!っていうことです・・・
失敗して本物を知る
いろいろ調べたら天然にがりを使った豆腐は歩留まりが悪く、
一般的な豆腐は固めるために工業製品や化学合成品の凝固剤をつかうのだとか。
薄い豆乳でも均一に溶けてそのまま固まるので
滑らかな絹ごし豆腐に最適などと書いてありました。
パックに入れて加熱して固める充填豆腐などもあるのですね。
何ごとにも本物を知ること。
するとどうして人間が工夫と開発を重ねてきたのかが解るというものです。
どちらにしてもやっぱり豆腐屋さんは大変で、
豆腐をつくればたくさんのおからが出来るわけですね。
畑で大豆を作っている私たちからすれば、
大豆は丸のまま食べるのが一番と思いました。
それにしてもまだまだあるおからはどうしましょうか。
みんなはコロッケやドーナッツにと苦戦しているようですが・・・
こんにちは。
お豆腐作り、素敵ですね。
大変だけど贅沢なことだわ。
我が家では、おからはサラダなどにも使います。
パサつきが気になるなら、ジャガイモか里芋のマッシュと混ぜてみて。
マヨネーズとオリーブオイルを使います。
また、レンジで何回かチンする(ラップなし)と
パラパラの粉になるので、匂いもなくなり扱いやすく、
パウンドケーキやクッキーにつかうとヘルシーですよ。
小麦粉なしで作りましたが、おからとは思えない仕上がりになります。
検索すると、良い先生がたくさんおられます。
安くて健康にいいので、おからをもっと食生活に
いかしたいですね。
こんにちは。
さっそくおからのレシピありがとうございます。
おからのサラダってベジ系レストランにありますよね!
おしゃれな感じがして我が家では登場してませんでしたが
今度やってみますね。
そしてパラパラにすると粉のように使えるのですね。
お菓子もいろいろ試してみます。
ただウチにはレンジはないのですが・・・。
おからと大豆どちらもおいしいので面倒がらずに
たくさん食べたいですね。
枝豆もおいしいですしね~。