豆腐とオクラのタコライス
タコライス。
奄美のシーカヤックキャンプで覚えて病みつきになってから
時々食べたくなる懐かしの味です。
あまりスパイスを使わなくなった私ですが、このタコスミックスだけは別。
コレがないとこの味は出せなくて、都会(とは言っても車で45分のちょっと大きな駅)に行くとき思い出して買ってきてはストックしています。
袋の裏の作り方を見ると牛ひき肉を使うんですが、
このところ食欲の秋のせいか食べすぎでお肉たっぷりの気分じゃない。
それならばと思いついたのが先日買ったゴエモン仲間のオクラ。
ひき肉代わりには焼き豆腐。
普通の豆腐より少しはコクが出るかしら。
味見するとちょっと物足りないので味噌を隠し味にプラス。
ちょっと和風の麻婆豆腐風タコライス。
でもチーズとレタスをトッピングしたらそれらしい味になりました。
ヘルシーなタコライス。
今年の暑かった夏を思い出して食べたいですね。
材料
- 焼き豆腐 …1丁
- オクラ …10本
- えのき …1株
- オリーブオイル …少々
- タコスミックス …1袋
- 水 …1カップ
- 味噌 …大さじ1くらい
- 塩 …少々
- ごはん …適量
- スライスチーズ …4枚
- レタス …お好みで
作り方
1.オクラ、えのきは食べやすい大きさに切る。
2.オクラ、えのきをストーブトップで炒め、豆腐を崩しながら加える。
3.水とタコスミックスを加えて軽く煮る。
4.味噌と塩で味を整える。
5.脇で炊いたご飯と一緒に盛り付ける。
レタスとスライスチーズを乗せて。
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いなか暮らしの本
もうすっかり秋の空と風になりましたね。
夜は薪ストーブも焚きたいくらいの寒さになってきました。
まだ薪節約のためしっかり焚いてはいませんが。
先日『いなか暮らしの本』という雑誌の取材がありました。
この薪ストーブでおうちごはんのエッセイや
VIVA!薪ストーブクッキングの本を読んでくださって、
ぜひ鈴木家の薪ストーブクッキングライフをと言ってくださったとか。(きっとね)
以前からいなか暮らしの本はどこか遠くへ移住したい人の参考書のような雑誌でした。私たちの親しい友人も長野の高原野菜農家として昔この雑誌に紹介されています。
ダンナ俊太郎の高校時代のワンゲル部の友達。
農業系大学で知り合った奥さんと一緒に小海町に移住して有機栽培の専業農家に。
その古民家には私たちもよく遊びに行き、時々は農家の仕事も手伝いました。
夜明けの4時からの春菊の収穫。
畑に出て茎をザクッザクッと鎌で刈っていくのはとても楽しかったのですが、
その後の永遠に続くかのような選別と袋詰め作業にうんざり・・・。
それでも生協に卸していたので選別作業は楽な方なのだと聞いて
ビックリするやらあきれるやら。
私は農家さんって畑で作物を作ってくれる人って思っていたけれど、
その後商品にするまでの作業を個人でやっているとは知りませんでした。
実はその仕事も栽培と同じくらい時間と手間がかかるということも。
でも彼らの全てを自分達で作り出す暮らしが素敵だなぁと思うとともに、
実際よその土地に行って暮らしちゃうってアリなんだって勇気をもらいました。
今の私たちの暮らしがあるのも彼らのおかげかも。
今読み返すと彼らが就農したときはまだ26歳。
すごい行動力だなぁ、先のビジョンがあったんだなぁと思います。
今ではIターン農家の先駆けとして若い人から慕われているみたい。
アースデイ佐久も立ち上げたりして私たちもよく出店させてもらいました。
雑誌やこのようなエッセイでは、
確かな情報のなかにたくさんのキラキラしたものを含んで、
読んでくれる人がワクワクする想像力をかき立てさせられたらいいなぁと思います。
今回の雑誌の私のテーマは、
薪ストーブでいろいろなお料理ができることを知ってもらうこと。
もし読んでくれた人が何か動くきっかけを作ることができたならとてもうれしいです。
料理の写真などもさすが編集の方がスタイリストをして
おめかししたものをカメラマンが撮ってくれてステキになりました。
いなか暮らしの本 12月号 ぜひお手にとってごらんください。