すずきみちよ 薪ストーブでおうちごはん

アウトドア料理コーディネーター鈴木道代によるシンプルな素材が生きる「おうちごはん」レシピ

ごはん

もちろん、薪ストーブでご飯が炊けます。
びっくりする人が多いのでちょっと自慢です。
日本人だもの、これができなきゃ片手落ちですよね。

ガスで炊く時のように強火→沸騰して
吹いてきたら弱火という手順とは少し違うみたい。
薪でじっくり熱が入るからか吹きこぼれることなく
じわじわ温まりながらご飯になっていく感じです。
ちょっとコツさえつかめば、ふっくらおいしい薪炊きご飯ができあがりますよ。
 

 

  • お米      
  • 水     ・・・お米の約1.2倍量くらい

 

 


お米はといで約1.2倍の水(いつも使う鍋で分量を覚えておくと良いです)に
20分くらい浸けておく。
薪ストーブは強めに焚いておく。


一番温度の高くなる、クッキンググリドル中央煙突側に鍋を置く。
もしも吹きこぼれるようなら場所をずらす。


30分後フタを空けて様子を見る。
鍋によって早いときはもう炊けています。
まだなら一度底からかき混ぜると失敗が少ないようです。


そのまま10分もおくと、ほかほかご飯の出来上がり。
その間に炉内で魚を焼いたりして・・・。


いただきまーす。日本人でよかった~!!

 

うちのご飯は、ここ何年かは義父の手作りの炊飯用土鍋で炊いています。
電気炊飯器で炊くよりずっとおいしいし、時間も早くて場所も取らず断然便利です。
火を使った暮らしをするうちに便利だと思っていた電化製品が、
実はそれほどでもないということに初めて気付きました。
時間とお金はかかるし、美味しくないし、コーヒーメーカー、
ホットプレートなどどんどん床下へ。
電気炊飯器じゃないとご飯が炊けないと思っている人のなんと多いことか。

でも実は私も薪ストーブでご飯までとは考えてなかったんです。
ファイヤーサイドの伊東さんに教えてもらうまでは!!
毎日のご飯が薪ストーブで炊ければ、焼き魚と味噌汁と・・・。
完璧なシステムキッチンですよね!!
石油も高いし薪エネルギーの時代がホントそこまで来てますね。


 

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