幼い頃から外国の物語を読んで、暖炉のある家に憧れていました。そこに登場する聞いたこともないようなおいしそうなお料理の数々。世界中を訪ねてみたい、現地の味を食してみたいという興味はそのまま私の食べること好きにつながっているようです。

『大草原の小さな家』からクリスマスにぴったりのご馳走チキンパイを。昔風のチキンパイは必ずといっていいほどゆで卵が入るそうですよ。今回は私流の簡単アレンジで。

お肉を焼いてママレード１ビンと醤油を入れて煮込むだけ。甘辛い醤油味は私たち日本人の大好きな味。ママレード１ビンとお醤油同量で間違いない味になります。

クリスマスの夜には薪ストーブに揺らめく炎は主役ですよね。では薪焚きオーブンで焼いたチキンはいかがでしょうか。皮はこんがり、中は驚くほどジューシーで柔らかです。