スウェーデンの歴史の斧を再現する女性鍛冶屋さん
ウルリッカ・ストリツベルグさん(US)は
グレンスフォシュ・ブルークスの鍛冶スクールへ勉強しにきて、
7年後の今、講師になって生徒を教えています。
ラーズ・エナダー氏(LE)の弟子として修行し、
特別注文の中世斧またはアイロンエージ(バイキング時代)の斧を作っています。
ウルリッカ・ストリツベルグさん(US) Ulrica Stridsberg
ウルリッカさんは斧の歴史と文化の研究に熱心です。
その他鍛造の日常製品も作っていますが、
手作りの歴史斧は彼女の得意のものです。
短期間でマイスターレベルの鍛冶屋になりました。
現在はグレンスフォシュ・ブルークスの鍛冶スクールの講師になっています。
8つの炉で初心者からベテランまでの生徒たちに斧の作り方を教えています。
鍛冶屋のプロは鉄の色を見ただけで温度がわかります。
急いで叩かないと冷えてしまいます。
グレンスフォシュ・ブルークスの鍛冶スクールでは、
入門日から先ず自分の使う道具を作ります。
ウルリッカさんのハンマーはかっこいですね!腕相撲は負けるぜ~!
歴代の斧などの型。長年斧の歴史を勉強し、
そして理解した上で今の斧のデザインが生まれます。
昔の知恵を大事にしています。
あれ!写真の真ん中辺は日本の鉈(なた)ではないか?そうですね。
日本の刃物も研究しているそうです。
一つの斧を作るのに時間がかかります。リズムとバランスは大切です。
「鍛冶屋の仕事ができてうれしいわ!そしてこんな素敵な場所で。
そしてグレンスフォシュ・ブルークスの皆さんは私の家族のようです。
他の仕事をするなんて考えられないわ」とウルリッカさんは語る。
僕はウルリッカさんはすごい素敵な人と思いました。
来年私は彼女の鍛冶屋スクールに入門することを決心しました!
昔の人間は日常生活をするうえで残らず
男女及び子供が必ず「ナイフ」を持っていたという。
バイキングの古代の墓から必ずナイフが出るということで
どのような生活をしていたかわかる。
使う人の使用目的により形や大きさや重さが異なりました。
猟や魚釣り、料理、衣服作り、道具作り、体を守るなど、
人間はナイフがないと生きることはできなかった。
近代生活する人間はナイフを持つことを必要としなくなった。
持つことを禁止されることも増えています。飛行機の中は無理とか。
まぁ今はキッチンの包丁だけですね。
私はレザーマンの多目的なナイフをいつもベルトにつけています。
使わない日はほとんどありません。
ナイフがないと自分ははだかのように感じます。
ナイフがないと不便です。
ここでウルリッカさんが作ったナイフを紹介します。
バイキング時代の女性用のナイフです。
Kvinno Kniv = 女性ナイフ
このカールの柄は典型的なバイキング時代のデザイン
ウルリッカさんのイニシャルが刻んでいます。
先月にスウェーデンのグレンスフォシュ・ブルークスを訪ねた時に
ウルリッカ・ストリツベルグさんが作った
「kvinno kniv」を数個を無理して分けていただきました。
現在ZCOO-SHOPで限定発売中です。革のケースと革ヒモが付いています。
数が限られているので早いもの勝ちです。
ファイヤーサイドのスタッフに人気です!
問い合わせ先:ZCOO-SHOP( Tel 0265-82-7366)
グレンスフォシュ・ブルークスの鍛冶屋さんの皆様に
ファイヤーサイドのオリジナル前掛けをプレゼントしました。
本当に喜んでくれたのでうれしかった。
前掛けがよく似合っていてとてもハンサム!
日々の修行で鍛えられた腕っぷしとエレガントな笑顔……ウルリッカさん、とても素敵な女性ですね。
スウェーデンでも女性の鍛治職人は珍しいのでしょうか。
yuudachiさん、
本当に素敵な方ですよ。
同じ鍛冶屋工房でもう一人の女性が働いていますよ。
女性の鍛冶屋は多いとは言えないですね。
グレンスフォシュではほとんどの鍛冶屋は男性でした。
しかしウルリッカさんだけは歴代の斧を仕事で作っているようです。
皆もナイフを作りますよ。
ほんとに素敵な方ですねぇ。
鍛冶屋スクールがあるのですか?
一人前になるまでにうんと時間がかかりそうですね。
かっこいいです。。。。
モモンガさん、
グレンスフォシュの鍛冶屋スクールは年中やっています。普通は8日コースと20コースです。 上達の早い人と遅い人がある個人的に指導し、人それぞれのスキルにあわせてくれるそうです。
グレンスフォシュの鍛冶屋スクールに興味があります。
もう少し詳しく教えてください。できれば入学してみたいなぁ。
中西農園さま、
日本の皆さんに「鍛冶屋スクールツア」いつか企画したいなぁと思っていますが、
中々実現することは…
ところでグレンスフォシュのホームページにその情報が出ています。
スウェーデン語、英語とドイツ語で教えてくれますが…
http://www.gransfors.com/htm_eng/index.html → COURSESのリンクをクリックしてください。
ポール様、ありがとうございました。
グレンスフォシュの鎚と斧を気に入って使っているのですが、直接上のサイトに申し込む勇気までは無さそうです。
「鍛冶屋スクールツアー」の企画を待つことにします。