ポールキャスナー 薪ストーブのある生活

日本における草分け的存在が贈るカントリーライフの提案。薪ストーブにまつわる様々なストーリーをお届けします。

私のお祖母さんのケトル

この写真の左のケトルは、私のお祖母さんが暮らしていた
メイン州のカムデンの家にあったオリジナルケトルです。
写真の右は再現したグランマーコッパーケトル(大)です。
オリジナルの年数がわかりませんが、家はアメリカのコロニアル時代で、
おそらく150~200年前に建てたものでしょう。

お祖母さんは96才のときにこのケトルを私にくれました。
子供の頃からこのケトルは家にあって、
薪のクッキングストーブで毎日お湯を沸かすために使っていたと言っていました。
オリジナルの高さは33cmですが、再現したケトル(大) の高さは29cmになっています。
お祖母さんのケトルはとても人気で、すぐ売り切れてしまう。

私のお祖母さんは1888年生まれ。ニックネームは「ネル」でした。
メイン州のお祖母さんの家はカムデンという町にありました。
「山が海に出会う町」と言われてます。
カムデン湾に白い 「ウィンドジャーマーヨットがあり、とても美しい町です。


これはバティ山から見たカムデンの風景です。


カムデンのアクセスはボストンから北に向かって3時間45分ぐらいです。


ウィンドジャマーヨット(Wind Jammer Fleet)

 

グランマーコッパーケトルを見つけました。

メイン州のアンティークショップに昔のグランマーコッパーケトルがありました!

メイン州のケネバンク町のアンティークショップにまったく同じケトルを見つけました。
残念ながらフタがありませんでした。
多少デザインが違いますが、ほとんど同じです。
うれしいことに年号が記されていました。
「1865年」に作られたもので、 私のおばあさんから譲り受けたケトルも同じ時代だと思われます。
フタがなかったため買いませんでしたが、かなり迷いました。

年号1865年  「COFFEE POT USA 1865」

ハンドルは私のものと違うデザインです。

 

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コメント

  1. 素敵なケトルですね。
    昔からあるものを次の世代に引き継ぐことはとても大切ですね。

  2. 昔の人の生活には薪しかなかったので、それなりこのようなケトルはよくデザインされています。現在のケトルも3?4回デザインを改善していますよ。是非使ってみてください。

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