ポールキャスナー 薪ストーブのある生活

日本における草分け的存在が贈るカントリーライフの提案。薪ストーブにまつわる様々なストーリーをお届けします。

ヨーグルトとチーズ作り

私はヨーグルトを食べる習慣がよく変動します。
数週間毎日食べ続けることもあれば、いきなり数週間食べなかったりします。
私の食世界のことですがこの理由は自分もわかりません。
 

 
今はどちらかというとヨーグルトを食べるモードになっています。
ヨーグルトに入っている乳酸菌が胃腸の消化など助けてくれるそうです。
自分でヨーグルトを作ることは面倒だなと思われるが、実は簡単です。
ゴミも減りますし、新鮮で美味しいので是非やってみてください。

ヨーグルトの濃度は原料の牛乳の脂肪率で異なります。
低脂肪牛乳は脂肪の比重が少ないので、堅さは緩めです。
発酵時間を長くすればより堅くなるわけではありませんが、
長く発酵するほどより酸っぱくなるわけです。
堅さを調整するには、作る時に粉ミルクを入れるといいです。

ヨーグルトをさらし等の布に吊るすと堅くなります。
長い時間吊るすとヨーグルトチーズになります。
 

 
私は怠けていつの間にか作らなくなるが、
再び自分でヨーグルトを作る習慣に戻ると嬉しくなる。

今回は薪ストーブでヨーグルトの作り方を紹介します。
ストーブウォーミングシェルフの上またはストーブのそばに置いて発酵しています。
もちろん薪ストーブはなくてもできますので、そのやり方も簡単に説明します。
大切なのが発酵の温度管理です。

 

薪ストーブで手作りヨーグルト 

先ずは材料と道具を揃えます。
打ち菌(種菌)は市販しているプレーンヨーグルトです。
砂糖入りやフルーツなど味が付いたものは打ち菌(種菌)に適していません。

なるべく美味しいと思ったメーカーでいいと思います。
ブルガリアやカスピ海のタイプがありますが、
チーズも作る場合はブルガリアのタイプにしています。

牛乳ですが、3.6%や低脂肪にしてもかまいません。お好みで結構です。
美味しい牛乳が美味しいヨーグルトになります!
瓶は大口のものがヨーグルトを出し易いのでお勧めです。

 

材料

  • 牛乳 X 1L
  • 打ち菌(種菌):プレーンヨーグルト X 200cc

 

道具
  • 発酵用の殺菌済みの瓶:容量に応じて必要な数
  • 調理用温度計
  • 大きめのステンレス鍋:厚底のものが焦げにくい
  • 計量カップ
  • 泡立器
  • シリコンヘラ

 

作り方

(注意;薪ストーブが熱いので、お料理する時は革手袋などして作業してください。)


鍋に牛乳を入れて、中火の温度になったストーブトップに載せます。
シリコンヘラで混ぜながら温度を上げます。
 

 
温度が83℃〜90℃ ぐらいまで上がります。
縁のあたりに小さい泡が出る程度になります。
沸騰しないように注意してください。
温度が上がったらストーブトップから外します。
 


43℃まで冷まします。
急ぐ時は氷水を張った別ボウルに鍋を入れて冷やします。
 


冷ましたら打ち菌を入れます。
 


よくかき混ぜます。
 


殺菌された瓶に移し、フタをしてストーブのウォーミングシェルフ(保温棚)やストーブそばの暖かい場所に置いて4時間から8時間発酵させます。
温度は30℃前後を保って下さい。

ストーブがない場合は、お湯(75℃くらい)を入れた瓶と一緒にクーラーボックスに入れて保温しておきます。

出来上がったら薄い黄色の液が表面に浮きます。
そしてヨーグルトは固まっています。
寝る前にやりますと朝食に暖かいヨーグルトを楽しめます。
 


出来上がったヨーグルト。
冷蔵庫に入れて冷やして食べても美味しいでしょう。

 

 

ヨーグルトチーズ

このチーズはヨーグルト出来ていますから酸っぱい味がします。
クリームチーズと同じ使い方ができます。
チーズケーキに使ってみてください!

材料

  • ヨーグルト
  • お好みの味付け(バジル、オレガノ、パセリーなどのイタリアンハーブ、ニンニク、胡椒、マジックソルトなど)

 道具:洗濯用の メッシュ袋

作り方

 
メッシュ袋を殺菌します。
水とメッシュ袋を小さい鍋などに入れてストーブトップで10分間沸騰させます。
味付けは吊るす前、あるいは後でもかいまいません。
蜂蜜やジャムなど入れて吊るしてもいいでしょう。
出来上がったら冷凍すればヨーグルトジェラートアイスになります。
 


ヨーグルトをメッシュ袋に移します。
 


冷えた場所でメッシュ袋を吊るして水分を抜きます。
吊るす時間は長いほど堅くなります。
私は1日〜2日ぐらいにしています。
 

 
一日でこんな感じに出来上がります。
 


ヨーグルトから出た汁がホエー(乳清)といいます。
栄養がいっぱい入っていますのでドリンクやお料理に使いましょう。
私はミキサーに入れてババナシェークにして飲んでいますよ。

 

ヨーグルトチーズの味付け

フランスなどのハーブクリームチーズに近い味にできます。


お好みで塩、イタリアンハーブ(バジル、オレガノ、パセリーなど)、
ニンニク、胡椒、マジックソルトなどをみじん切りにして混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
数時間置くと味がなじみます。
他にジャム、ナッツ(クルミなど)、レーズン、シナモンなどを混ぜても美味しい。
 


パンやクラッカーに合います。賞味期限は2〜3週間です。
スモークサーモンやオリーブなどと一緒に食べています。 

 



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コメント

  1. 読んでいたらわたしもヨーグルトが食べたいモードになりました。

    ポールさんと同じく、一度飽きるとしばらくやめて、急に食べたくなる時があります。

    チーズヨーグルトは食べたことがありません。
    洗濯ネットで水分を抜くということは、けっこう固めのヨーグルトでないと
    全部落ちてしまいそうですね。

  2. momongaさま、

    チーズを作るヨーグルトは確か固めの方がいいのでしょう。なるべく目の細かいネットを使ってください。

  3. お邪魔します。

    ヨーグルトからチーズに触発されてやってみました。
    洗濯ネットはもったいないので、ごみネット(ストッキングタイプ)を使用しました。

    製造過程は生ごみっぽくって気分的にはよくありませんが、使い勝手は非常に良好で、きっちりチーズ化して感動的でもありました。

    ありがとうございます。

  4. リターンライダーさま、

    ごみネットもいいアイデアですね。しかし洗濯ネットを洗えば数100回利用できますので、もったいない事はないと思います。

    よろしくお願いします。

    ポールより

  5. 震災の時にヨーグルトが手に入らなくなり、
    何とか手に入った牛乳で作りました。
    我が家は、ジップロックに入れて、
    それを洗面器に置き、
    湯船に浮かべて作ってます。
    夜に浮かべて、季節によりますが
    ゆるめは朝に、
    固めは夜に冷蔵庫に移します。
    チーズはここで初めて知ったので、
    近いうちにトライしてみます。

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