すずきみちよ 薪ストーブでおうちごはん

アウトドア料理コーディネーター鈴木道代によるシンプルな素材が生きる「おうちごはん」レシピ

わらづと納豆

薪ストーブ料理-わらづと納豆
 

納豆。
ウチの朝ごはんの定番です。
冷蔵庫の必需品ですが簡単に手作りできるのをご存知ですか?
茹でた大豆に市販の納豆を少し混ぜて一日保温しておくだけ。
納豆菌を増やして作っていくのですね。

でも今回のは特別です。
何もないところから納豆を作ってしまうのですから。

藁には納豆菌が付いていると言いますよね。
だから水戸茨城のお土産に「わらづと納豆」があるのですよね。
それを自分たちで育てて刈り取った稲藁と、私たちもお手伝いして作った地元原産の甘くておいしい津久井在来大豆を使って作ろうというのですから!!
それも薪ストーブを使って地元の薪でね。
このご近所完結してできる感じがいいではないですか。

豆の周りについた白い菌とネバーッと糸を引くのを見たときは感動でした。
お味は濃いです!!豆の味がしっかり。
でもこの匂いと粘りは納豆独特の風味。
藁がお手元にある方はこの不思議をぜひお試しください。
 

 

 

 

  • 大豆 …1カップ

 

 

 

1.大豆は形の悪いものやごみを除いて、一晩水に漬けておく。

2.圧力鍋で豆を蒸す(蒸かしたほうが豆の味が良いようです)。
豆を鍋にセットし、薪ストーブのストーブトップで柔らかくなるまで蒸かす。
指で軽く潰れるくらいまで。
火が弱かったので1時間かかりました。様子を見ながら調整して。

3.「わらづと」を作る。藁は縛る用に30本くらい濡らしておく。

4.直径4cmくらいの束にして濡らした稲藁で縛る。
その25cmくらい先をもう一箇所縛り、先端の穂先部分は切り落とす。
この藁苞を5個作る。

5.わらづとを3分ほど煮て消毒する。
納豆菌はこのくらいでは死なないくらい強いのだそうです。

6.蒸かした大豆の熱いうちにわらづとの縛った部分を広げて詰めて、
包む様に折り返して全体を縛っておく。

7.40℃くらいで一日保温する。これをどうするかいろいろ検討・・・。
ウォーミングシェルフについているミトンラックに置いてみたり??

結局名案!
ガス台上置き式オーブンをストーブトップにおいて使うと熱が逃げずいい感じに。
ストーブは弱く焚いていたので調度いい温度でした。

8.夜は冷めてしまうので発砲スチロールの箱に
ストーブトップで沸かしたポットと一緒に入れておきました。

9. 朝起きて見たら「白くて糸引いている!」
香りも暖かいからちょっと不思議な感じだけど、かすかに納豆の匂い。たぶん大成功。
その後も保温を続けます。

10. 24時間くらい保温したところで完成とします。朝より菌が回っていて真っ白に。
その後冷やして熟成するといいようなので降り出した雪の軒下で一晩。温度も保湿もバッチリ。

11.翌朝炊きたてのご飯とともに。
「おいしい!」「すごいね!」感激の味わいです。

>>使用ストーブ:アンコール
>>関連記事:米作り

 

  

育てた大豆を使おうと広げてみると石ころや鞘が混ざっていたり、黒いもの割れているものがあったり。
畑からそのままやってきた土の雰囲気と個性が残っています。
そこで気づくのです。スーパーに袋詰めで並んでいるものは誰かがこの作業をやってくれていたのだなぁと。
もちろん機械かも知れません。でもその前後に必ず人の手が入っていると思うのです。

その細かな手作業をちいさな娘とできることの喜び。
何かと願うわけではありませんが伝わるものがあってくれればうれしいなとも思います。

 

 

ドラム缶風呂屋「里の湯」


2月の里の市
では何とドラム缶風呂屋「里の湯」をOPEN。
うちの庭でドラム缶風呂に漬かっている時に思いついたのです。

それで娘の保育園のある篠原の里まで出張。
娘もペンキを塗ったりお手伝いもいろいろしてくれました。

薪でドラム缶風呂を焚き、ブルーシートで囲ったので大人でも安心です。
かえって女性の方に大勢楽しんでいただきました。
入るのにはちょっと勇気が・・・という方も
「どうなってるの?」「ここまで良くやるね(笑)!」と
興味しんしんに見学していらっしゃいました。

隣には足湯コーナーも。こちらも手軽で人気。
寒い中でホッと温まる場になったのではないでしょうか。

友達は焚き火屋さんを。
マシュマロ焼きや自分で作ってあぶって食べる五平餅などもあったんですよ。
日が落ちてくると焚き火に人が自然と集まってましたね。

火の温もり、冬は特にありがたさを感じますよね。
子供たちも風呂焚き番を夢中でやってくれましたよ。



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コメント

  1. はじめまして。
    バーモントのストーブを購入予定です。
    アンコールかイントレビットか悩んでいます。
    お使いの機種をおしえてください。

  2. ishiiさん
    ファイヤーサイドスタッフのiwamuraと申します。
    アンコール、イントレピッドのご検討ありがとうございます。
    鈴木さんがご使用の機種はアンコールのレッドです。
    暖房面積や「どんなストーブライフをしたいのか」によって機種の選定が変わってくるかと思いますが、
    薪ストーブ料理を視野に入れた場合、トップや炉内の広いアンコールがおすすめです。

  3. ishiiさま
    コメントありがとうございます。
    薪ストーブの導入を検討されているのですね。
    ぜひ楽しい薪ストーブワールドに一緒にはまりましょう。
    お料理もできると喜びが倍増しますよ!
    ウチも決める時はいろいろ悩みました。
    アンコール、とても気に入って使っています。

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