近所の小麦粉でドーナツ
里山仲間のお母さんから「畑の麦を製粉したから試食して」と貴重な地元産パン用小麦をいただきました。
中力の地粉は鹿に食べられて全滅だったそうです。
今年はこの地域では初めて熊の出没情報も飛び出て、
森の仲間がどんどん里に追いやられていることを実感しました。
農作物のサル被害も深刻ですしね。
今やらなければならないこと、先送りしないで考えていく必要があります。
さて、この小麦粉どうして食べよう?
パンは焼きたいがちょっと暑いし面倒な気が・・・。
乾いた粉ものはちょっと気分じゃない感じ。
そうだドーナツにしてみようと、さっそく薪ストーブで揚げてみました。
出来上がりは強力粉のためかあまり膨らみませんでしたが、
ガリッと固揚げで素朴な味わい。
とてもおいしかったです。
Kちゃんのお母さんどうもありがとう!
- 小麦粉 …250g
- てんさい糖 …150g
- ベーキングパウダー …小さじ1.5
- 卵 …2個
- なたね油 …小さじ2
- 揚げ油 …適量
1.小麦粉、てんさい糖、ベーキングパウダーをボウルにいれヘラで混ぜ合わせる。
2.卵となたね油も加えヘラでまとめるように混ぜ合わせる。
3.ベタッとやっとまとまる程度に。
小麦粉の様子によって少量の水を加えてください。
4.ラップフィルムをかぶせて冷蔵庫で30分ほど生地を寝かせる。
5.手に水をつけて3㎝くらいに丸める。28個できました。
6.薪ストーブに細い薪で火をつけ、おき火が安定したらクッキングスタンドをセット。
1.5cm深さに油を入れ、蓋をしたスキレットをかけ油を温める。
油と火の扱いに注意してください。
7.スキレットを取り出し、ドーナツ生地を入れ蓋をしておき火にかける。
8.途中蓋を置けてチェックし、生地をひっくり返す。
9.時々蓋を開けて生地を転がしながらカリッとするまで揚がったら出来上がり。
細い薪を時々足しながら揚げました。
◆
ついに完成しました!!五右衛門風呂が!!!!
私たちの里山暮らし仲間のシンボルです。
何といっても“ちーむゴエモン”ですから!
去年の今頃から石を積み始めてはや一年。
地元の大先輩Iさんを中心に時間のあるときに作業し、排水も完成して初入浴となりました。
この日はゴエモンの子供たちと連れ立って近くの沢へ。
「昔は毎日川で遊んだもんだ」という相模湖で生まれ育った年配のTさんに
秘密の(?)場所と魚の捕り方など教えてもらいます。
何といっても今日の企画、魚のガサガサ捕りが大好きな私が計画したのです。
川での魚のつかみ捕りを伝授してもらいたいなぁと思って。
向かった先は車で10分の清流。
水は冷たく透き通り、森の木陰で暑さも忘れます。
近くにこんな素敵な場所があるのを知りませんでした。
昔のように小学生が川で遊んでないのが残念ですよね。
でも川に入ってしまえばみんな夢中。
赤ちゃんから小学生まで子供たちは水が大好き。
大きな子は魚捕りに必死になっています。
私も網でゲットしました!ヤマメ3匹、カジカ1匹。
あの捕ったときの興奮と人に自慢したい気持ちは大人も子供も一緒ですねー。
一日中ずぶぬれになって遊びました。
えさ釣りでヤマメを釣った男の子もいましたよ。
そして帰ってきて冷えた体を五右衛門風呂で温めるべく火入れ。
まだ煙突はついていないのですが薪がよく燃え、意外と早くお風呂が沸きました。
そして順番に入浴。
「気持ちいいー」「あったかーい」「意外と釜が熱くないね」次々にいろんな感想が。
私も服のままですが初ゴエモン入浴。
「温まる~・・・(ふにゃ~)」
家にドラム缶風呂がありますけど、ゴエモン風呂の方が横に広くて娘と二人でも楽々。
石で囲ってあるので沸くのも早いですね。
それにしても薪で沸かしたお湯は柔らかいし、体が冷めないですよね。
昼間の汗も流してサッパリしました。
入浴後はさっき捕った中で一番大きなヤマメを、風呂のたき火で塩焼き。
これがまた香りが良くて身が繊細な味で超おいしかったー。
子供たちと一口ずつ奪いあって食べました。
こんな近場でなんて充実した一日だったことでしょう。
今度は手づかみで魚捕まえるぞー!!