すずきみちよ 薪ストーブでおうちごはん

アウトドア料理コーディネーター鈴木道代によるシンプルな素材が生きる「おうちごはん」レシピ

桑の実の焼きデザート

薪ストーブ料理-桑の実の焼きデザート

 

 

木いちご、梅、桜、桑の実。初夏の果実たちが緑の中に賑やかに実を膨らませ始めました。
犬の散歩に行くときも娘のお目当ては赤い実たち。
ヘビイチゴの実は食べられませんが一生懸命集めています。

焼酎漬けにして虫さされのかゆみ止めに。

桜から落ちた黒い実も子供にはおいしいようで、サクランボといって食べています。
でもなんと言っても主役級は桑の実。
この辺りではドドメとも言われています。

畑の脇にある大きな木がどこのものより甘くて大粒。
私も子供をだしに車の上に乗って、手を真っ黒にしながら夢中で摘みとります。
食べては摘み食べては摘み、もっと黒いの・・・と子供より真剣です。

がんばってたくさん採ったのでおやつとジャムに。
焚き火ダッチオーブンのイベント“ひ暮らしヒュッテCAFÉ”でよく作る
「コブラー」というビスケット生地を乗せた焼きデザート。
桑の実の甘さの染みたしっとりとしたビスケットと焦げ目の付いたカリッの部分がいい感じでマッチします。
ガスオーブンが壊れたままなのでお菓子作りのときは薪オーブン焚きますよー!!

 

 

薪ストーブ料理-桑の実の焼きデザート材料

  • (18×12cmの耐熱皿一個分)
  • 桑の実 …2カップ
  • (いちご、りんご、柿、ブルーベリーなどでも)
  • (トッピング)
  • 地粉 …1カップ
  • 小麦ふすま(なくても) …大さじ2
  • てんさい糖 …大さじ2
  • ベーキングパウダー …小さじ1
  • 自然塩 …ひとつまみ
  • なたね油 …大さじ1.5
  • 豆乳 …大さじ3

 

 

1.薪ストーブは中火のおき火にしておく。
2.耐熱皿に薄く油を塗っておき、桑の実を入れる。
3.ボウルにトッピングの地粉、てんさい糖、ベーキングパウダー、自然塩を混ぜておき、
豆乳となたね油をかき混ぜたものを合わせる。

4.桑の実の上にスプーンの背で平らにかぶせる。

5.おきを左右に寄せ、耐熱皿を入れて焼く。
娘がテキトーに混ぜ混ぜして作った桑の実ケーキも一緒に。

ストーブトップでは桑の実ジャムを作っています。

6.途中で向きを変えながら約30分。
中身がグツグツいってトッピングがカリッときつね色になったら焼き上がり。
今回はおきが少なく焼き色がつかなかったので、皿を取り出して細い薪を焚きなおし立てかけました。
薪ストーブ料理-桑の実の焼きデザート

7.少しさまして食べたほうが味が落ち着いておいしいです。
アイスクリームを添えてもいいかも!
薪ストーブ料理-桑の実の焼きデザートと桑の実ジャム

薪ストーブ料理-桑の実の焼きデザート、桑の実ケーキ、桑の実ジャム
 

 

 

しばらく畑に通えないでいたら、草の洪水になっていました。
この温度と雨で草は一気に伸びますね~・・・。
草を敵にしない自然農的菜園ではあるけれども、適度に手を入れなければただの荒地。
この春は低温と高温が繰り返すイヤな気候で、菜っ葉の発芽が揃わず、
すっかり草に負けて消えてしまっています。
そんな中ミニミニ玉ねぎとにんにくを収穫。

後には地元のおいしい津久井大豆を種まきしようかな。
種下ろしや定植の時ってそれがどんどん育つことを想像してワクワクします。
でも現実の収穫はこんなに小さいのよね・・・(涙)。

けれども土に触れて、作物や草が循環して育っていくことを実体験として得られることはとても幸せ。
私は管理栄養士をしていましたけれども、ハッキリ言って野菜や旬のホントのこと、
命を頂いているということ、何も分からず献立だけ立ててたなぁ。
あの時の患者さんゴメンナサイと今は思います。

元気を取り直して今日は田植え。
こちらは地元のベテランさんがしっかり代掻き、畦塗りをして下さっていて準備バッチリ。
田植えの前日は苗取りと言って苗代から苗を抜いて、根を洗い、束にして稲藁で縛っておきます。
このひと手間が結構大変。
でも今日田植えをしてみたら、苗がバラバラになっていてどんなに植えやすかったことか。
段取り八分とはよく言ったものです。

苗取りも田植えも単純作業の繰り返しですが、おしゃべりしながら大勢でやると結構楽しい。
「稲の苗を縛るのは麦わらじゃダメ、粘りのある稲藁だけ」なんて豆知識も得られます。
昔はこんな共同作業の機会がたくさんあったのでしょうね。

苗取りをしていると、30年前は良くお互い手伝いっこしたもんだと
大勢のおじさん、おばさんから声をかけられました。
「懐かしいねぇ」「手で植えるの?」「田んぼに人がたくさんいるのはいいねぇ」
最近は機械植えで数人で田植えがほとんどですものね。

でも大変な作業だったからこそ、機械や農薬が発達したことを忘れてはいけませんよね。
確かにこの広さを鍬で代掻きしたら、その手間と時間たるや・・・
田植えの終わった田んぼの清々しく美しいこと。
腰の痛みも吹き飛び、泥だらけのみんなの顔は最高の笑顔でした。



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