うちの定番おせち・ローストポークと鮭昆布巻
あけましておめでとうございます。
皆さんはどのような新年をお迎えでしょうか。
我が家でも年末年始は大忙し。
クリスマスをして片付け、正月の準備・買出し、ちょこっと大掃除、餅つき、おせち・年越しそば打ち・・・
そんな中、薪ストーブのアンコールも大活躍です。
クリスマスのローストチキンからブッシュ・ド・ノエルのケーキ、
おせち作りからお正月の餅焼き、お雑煮の温めまで・・・
その中からローストポークと鮭昆布巻きを紹介します。
どちらも冷めても柔らかくておいしいうちの定番おせち。
お酒にもお餅にもごはんにも合います。
お正月のお客様にも大好評でした。
ローストポーク
- 豚モモかたまり肉(ネットなしでもOK)…500gくらい
- みりん …1/2カップ
- しょうゆ …大さじ4
1.薪ストーブは強めに焚き、スキレットを乗せて熱くしておく。
2.スキレットに油をひき、豚かたまり肉の表面に焼き目がつくように焼く。
どの面にもこんがりとした焼き目がつくように肉を返す。
3.表面が焼けたら、スキレットに出た脂を軽くふき取り、
みりんと醤油を加えて蓋をして中火で20分煮る。
4.20分たったら肉をひっくり返してストーブから下ろし、
蓋をして冷めるまで味を含ませて完成。
薄く切ってわさびと煮汁のタレをつけて食べるとおいしい♪
鮭昆布巻
- 日高昆布(幅の太いもの) …8枚
- かんぴょう …1/2袋
- 生鮭 …5切
- 酒 …1/2カップ
- 酢 …大さじ1/2
- みりん …1/2カップ
- しょうゆ …1/3カップ
1.昆布は水につけて10分位おく。かんぴょうは塩少々でもんで、水で洗っておく。
2.生鮭は皮と骨を取り、縦に1cmくらいの棒状に切る。
3.昆布の水気を切り、生鮭を芯にしてクルクルと巻く。
漬け汁の昆布だしはとっておく。
巻き終わりを下にして、かんぴょうで二重にゆるめに結ぶ。
4.鍋に巻いた昆布を平らに入れ、昆布だしと水をかぶるように加え、
酒と酢も入れて、アクを取りながら約1時間中火で煮る。
5.昆布が柔らかくなったら、みりんとしょうゆを加え、
煮汁がヒタヒタになっているよう時々差し湯しながら1時間くらい煮含める。
6.美しく切りそろえて、お重につめて完成。
手作りしたものは家庭的なうす味でおいしい~
◆
この家に移り住んでから年末年始はなんとなく家にいるようになりました。
以前はスキーとかいろいろ出かけていたような気がするのですけど。
一日中家に居て薪ストーブを焚いていると家の中がずっとポカポカです。
先日横浜の実家に里帰りしたのですが、団地の2階で暖かいとはいいながらも
各部屋にガスファンヒーターや電気ストーブ、居間にはコタツが置いてありました。
もちろん部屋を開けっ放しにすることはできず、各部屋締め切りで、
暖房のついていない部屋の寒いことといったら・・・
ひとつで大きな吹き抜けのある2階家全体を暖めることのできる、
アンコールの威力ってすごいと再確認したのでした。
2階にある寝室なんて暑くなりすぎて、
羽毛布団では汗をかいてしまうので部屋を閉めてしまうほどなのに。
その上こんなにも料理もできるのだし!
おせち作りのときのストーブトップはまさに圧巻。
ガスコンロではこんなに一度にいろいろ料理できないです!!
しかも燃料は薪ひとつだけ!!
そして何より薪焚きは楽しい。
木を切って、割って、積んで、運んで、燃やす。
なんてシンプルで無駄のないこと。
自らで関わってエネルギーを造り出すことのできる安心感。
そう、この手で触れられる感じが良いのです。
ダム、水力、火力、はたまた原子力???
エネルギーって限りがあるらしいけど目に見えない。
それに比べてこの薪エネルギーの人間臭さ。
薪の山が減ってくるのは、日に日に目に迫ってくるし。
エネルギー問題も自分から離れるほど人ゴトのような気がしてしまうのかも。
そんなことを一緒に話せる仲間から、
近所のダム湖・相模湖で流木をもらって薪にできるらしいと聞きました。
それはそれで無駄なく利用せねば!
今度取りに行ってみまーす。