すずきみちよ 薪ストーブでおうちごはん

アウトドア料理コーディネーター鈴木道代によるシンプルな素材が生きる「おうちごはん」レシピ

山菜の天ぷら

たまにはストーブトップで天ぷらも楽しいですよ。
ふつうに料理の熱源と考えればどんな料理法もOKです。
後で掃除は必要ですけれどもね。
春この時期の楽しみは山菜の天ぷらです。
天ぷらならアク抜き要らずですぐ味わえますね。
少ない油でもカラッと揚がります。

 

 

  • 山菜 (タラの芽、ワラビ、ゼンマイ、こごみ、やぶれがさ、つくし、カラスノエンドウなど)
  • 椎茸
  • クレソン
  • 小麦粉(今回は地粉)
  • 揚げ油
  • 塩、醤油、てんつゆ等お好みで

 

 
ダッチオーブンに揚げ油を2cm深さ程に入れ、
クッキンググリドルの上で熱くしておく。
隣では干しゼンマイの煮物とこごみのお浸しを作ります。


小麦粉と水をサックリと混ぜ薄めの衣を作り、山菜をくぐらせてカラッと揚げる。


苦味と一緒に春を召し上がれ。

 

 

この山の麓に暮らし始めてから山菜摘みをずいぶん覚えました。
ふきのとう、つくしに始まり、タラの芽、ぜんまい、
わらびを採り遅れないように目を光らせながら犬と散歩します。
この春は暖かかった割に山菜の出始めが遅く、
寒い冬を越さないと芽を出さないのかなと心配したりしました。
このところ一気に出始めましたけど。

目をつけていたタラの木もかなり枯れてしまっていて・・・。
林が育っていくと枯れてしまうものでしょうか。
決して摘みすぎではないと思うのですが。
また来年とこの春の喜びが続くように、
自然からの恵みを分けていただいていることを忘れないようにしたいものです。 

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