豆乳のクラムチャウダー
「重ね煮」って知っていますか?
東洋の陰陽学を取り入れた料理方法です。
葉物(陰性のもの)を下に、根菜、動物性のもの(陽性のもの)を上に重ねていって、
一番上に塩を振り、蒸し煮にするんです。
陰と陽の作用で野菜本来の味と甘みが最大限引き出されてびっくりするほどのおいしさです。
野菜だけのスープでも出汁が不要!
この重ね煮、強火で炒めたり、グツグツ煮たりしなくてすむので薪ストーブクッキングに最適。
今日は、あさりと菜の花を使って豆乳のチャウダースープを作りました。
- あさり ・・・ 1パック
- ベーコン ・・・ 2枚くらい
- じゃがいも ・・・ 2個
- 玉ネギ ・・・ 1/2個
- にんじん ・・・3cmくらい
- 菜の花 ・・・1/3束
- 豆乳 ・・・500ml
- 塩・こしょう ・・・ 適量
あさりは砂だししておく。
野菜、ベーコンは小さめの食べやすい大きさに切る。
じゃがいも、玉ネギ、にんじん、あさり、ベーコンの順に、陰性のものから鍋に敷き詰めていく。
1つまみの塩を振り、上から手で軽く押さえる。
誘い水として水少々(大さじ2くらい)を上から回し入れストーブトップに乗せ蓋をして蒸し煮する。
焦げ付かないように弱中火くらいで。
火が強いときはトリベットを活用。
アサリの口が開き、野菜がおいしく煮えています。
ここで使用したトリベット
彩りの菜の花を加え軽く蒸し煮した後、豆乳を入れ煮立たないようさっと煮る。
塩こしょうで味を整えてできあがり~!
こんなに簡単でおいしくていいのかしら?
炒めて煮るより早く出来るしヘルシー。
味も全然違います。
◆
近所でトランジションタウン(脱石油型社会への町づくり)の勉強会に参加したら、
地元の濃ゆ-いメンバーの人たちとたくさん知り合うことができました。
当然薪ストーブ持っている率も高かったです。
地元の年配の方の参加も多く、昔の薪や森の使い方の話で大盛り上がりでした。
みそ、醤油、こんにゃく作り。
五右衛門風呂、薬草園、福祉農園構想と話題はどんどん広がりました。
我が家はプライベートでこういう暮らしを目指し、実践してきたのですが、
同じような思想の方たちに知り合うまで、10年もかかりました。
楽しい人が近所に住んでいても集う場がないと知り合えないものなのですね。
今は陰陽農法のいちごで有名な、“すどう農園”さんの畑がそんな場となっています。
そのご縁でトランジションタウンの誘いがあったり、畑を借りることができたりと、
新しい春は何か楽しいことが始まる予感でいっぱいです。