里いもとゆで卵のラザニア
収穫の秋です。
夏の間あんなに元気がよかった草たちも黄色くなり、次の季節に世代交代していっています。
夏野菜のうち、ようやっと残っているのはピーマン、ししとう、トマト。
清々しいこの天候になったら夏の間は採れなかったズッキーニが盛り返しています。きっと初霜が下りるまでの命でしょう。
今は穀類の収穫真っ盛り。
お隣さんの雑穀畑ではあわ、もちきびなど収穫し高きびを残すのみ。
ウチでは在来の津久井大豆が黄色く乾きかけてきました。
弾けてしまいそうなのもあるので家に持ち帰って干します。
今年は今まで一番の豊作。
甘〜い枝豆もたくさん食べましたがまだまだ大豆として残りました。
そして里いもを試し堀り。
大きく育っていそうなものを一株探ってみると親芋の先に小さいですがたくさんの小芋が。嬉しい瞬間です。
それに近所に顔を出すとおばあちゃんから大根やネギやほうれん草、ミカン、柿etcいろいろいただきます。
ありがたく頂くとともに、人の分までこんなに上手く作れる地元や農家の人って本当にすごいなぁと尊敬することしきり。
ウチの里いもと地元の農業まつりで買った卵と小麦粉。
藤野電力の淡路島ワークショップみやげの玉ねぎを使ってラザニアを作ってみることにしました。
このところラザニアが食べたくてパスタは買ってあったのですね。
ミートソースではちょっと重いので、シンプルなトマトソースと里いもでとろみを出したホワイトソース、コクを出すためにゆで卵を使ってみましょう。
チーズは大好きなのでこの時とばかりたっぷりと。
さてどんな味ができあがるでしょうか?
里芋とゆで卵のラザニア
材料
- 里芋 …中5個
- 玉ねぎ …1個
- 牛乳 …500cc
- 小麦粉 …大さじ3
- 塩 …適量
- トマト缶 …1缶
- オリーブオイル …少々
- にんにく …1/2かけ
- 塩 …適量
- バジル …少々
- 卵 …3個
- ラザニア …8枚
- ナチュラルチーズ …たっぷり
作り方
1.薪ストーブはしっかり焚いておきを作っておきます。
熱くなったストーブトップは煮物に使います。
2.里芋と玉ねぎをスライスして鍋に入れ、水をヒタヒタに入れ、塩をして蒸し煮にする。
3.鍋にトマト缶とオリーブオイルとにんにく、バジル、塩を入れて蓋をして煮てトマトソースを作る。
4.里芋に火が通ったら小麦粉を振りかけて混ぜ、牛乳を入れかき混ぜながらホワイトソースを作って塩で味を整えます。
隣の鍋ではゆで卵を作っています。
5.ストーブトップで沸かしたお湯でラザニアを茹でます。
オリーブオイルを入れておくとくっつきにくいです。
6.グラタン皿とスキレットで作りました。
トマトソース、ホワイトソース、ゆで卵、ラザニアの順に3段重ね、チーズをたっぷりとかける。
7.おきが少なくなってしまったのでクッキングスタンドではなく、おきを寄せた炉内にグラタン皿とスキレットを置きました。
中の具は火が通っているのでチーズが溶けたら完成。
里芋ホワイトソースなので軽いラザニアになりました。
ホワイトソースが少しゆるかったかな。
でもやさしい味のホワイトソースに卵がアクセントになってパスタの美味しさが引き立ちます。
結構なボリュームがありました。
たっぷり食べても重くないのがいいですね!
使用ストーブ » バーモントキャスティングス アンコール
チムチムチェリー♪
さて本格薪ストーブシーズンの前に煙突掃除。
この時期になるとメリーポピンズのチムチムチェリーの歌が頭に浮かびます。
旦那さんが今年はたくさんの家の煙突掃除のお手伝いをさせていただきました。
”わたしは煙突掃除屋さん〜♪
それでもゆく先ゆく先で煙突掃除は大歓迎〜♪”
外した煙突を置く治具を作ったり、曲がった煙突用に電気工事用のワイヤーを接続してみたりと工夫も凝らして張り切ってやっています。(←これは結局うまくいかなかったようですが・・・)
近年ファイヤーサイドオリジナルのロッドと煙突掃除袋を使うようになったらススがあまり飛び散らなくて楽に掃除ができるようになりました。
やっぱり薪ストーブのメーカーによってススの出方は違うみたい。
バリバリとこびり付いたようなものもあるそうです。
バーモントキャスティングスのストーブはふわっとしたススで軽くこすると取れる感じ。
量も少ないなどやはり優秀のようですよ。
煙突の長さや形状によってもススの量は違いますよね。
いろいろなストーブの煙突掃除を比較できるのもたくさんの煙突をゴシゴシした成果です。
結論は二重煙突とバーモントキャスティングスというのが最強の組合わせのようですね!
藤野電力でソーラー電気施工した家が多かったので、屋根のパネルなどの点検も兼ねられるので一石二鳥だと言っていました。
やっぱり顔見知りに家のメンテを頼めるのは安心感があるかしら。
うちの旦那さんの得意分野を見込んで任せてくれる友人たちがいることがありがたいです。
信頼関係が地域の中でぐるぐる回るのは地域が活気づくことにつながりますね。
どの家も屋根の上からの景色は最高だそうです。
”チムチムニーチムチムニーチムチムチェリー
♪こんなのんきなことはない〜♪”
きれいで安全になった薪ストーブで今年も最高に楽しい薪時間を楽しむことにしましょう。
さっそくストーブの前にミニテーブルを出してべったりと居座るわたしたち家族です。
Photoes by Michiyo Suzuki
*隔月連載。次回の更新は1月中旬です。