すずきみちよ 薪ストーブでおうちごはん

アウトドア料理コーディネーター鈴木道代によるシンプルな素材が生きる「おうちごはん」レシピ

ハンバーガーバーベキュー

また暑い夏がやってきました!
梅雨明けはまだですが晴れた日の陽射しはジリジリと刺すよう・・・
そんななか娘が通っていた保育園のある「篠原の里」で開催されている里の市にコーヒー屋さんで出店してきました。
顔が見える関係でモノが廻ればいいなぁという思いで始めたコミュニティマーケット「里の市」も、もう5年になります。
嬉しいことに出店者さんも広がって充実してきました。

今回初出店は娘の同級生パパのゆい農園さん。

人参・キュウリ・ズッキーニ・ビーツetc・・・夏野菜真っ盛り。
元気な野菜たちを見ていたらバーベキューをしたくなりました。

そしていつものすどう農園さん。私の畑の大家さんです。
畑の恵みのドレッシングとピクルス。

このきゅうりのピクルスの歯ごたえと酸味が爽やかなこと!
このピクルスを食べたとたんメニューが決まりました!!
薪ストーブに炭を焚いてハンバーガーバーベキューをすることにいたしましょう〜。


ゴエモン畑のジャガイモも掘りにいって豪勢に焼き芋もすることにしようかな。

 

ハンバーガーの新しい世界

ハンバーガーをお家で作られることありますか?
ハンバーグは作ってもハンバーガーは作らないという方が多いのではないでしょうか。でもバーベキューで食べるハンバーガーは盛り上がりますよー。

本場アメリカでは大家族が揃うお庭でのパーティのポピュラーな一品だったと本で読みました。
いまでもハンバーガーはアメリカ人の郷愁を誘う味とか。
それを読んでから子ども連れの友達が遊びにくると時々するのですが、みんな先ずエッと驚いたあと大喜びで食べてくれます。
いろんなお野菜、トッピングやソースをずらりと並べて選ぶのが楽しいのです。

いまでは本場でも店で食べるのが主流のようです。
前に遊びにいったハワイ島でもボリュームあるハンバーガーが山盛りのポテトフライとともにお皿に乗ってきました。
グリーンサラダやオリジナルソースたっぷり。
どの店も工夫を凝らした手作りの味です。
日本ではわびしいファストフードのイメージがつきまとってしまうのは残念なことですね。

  

さぁハンバーガーの新しい世界へ。
薪ストーブ前にお膳を出してお家バーベキューの始まりです!!

 

材料

  • バンズパン …4個
  • 牛豚合い挽き肉 …400g
  • 玉ねぎ …1/2個
  • 卵 …1個
  • 塩こしょう …適量
  • 酒 …大さじ1
  • レタス
  • トマト
  • スライス玉ねぎ
  • きゅうり
  • すどう農園のピクルス
  • ズッキーニ
  • ピーマン
  • その他お好みの野菜
  • ケチャップ
  • サルサソース
  • マヨネーズ など

 

作り方

1.薪ストーブに軽く火を入れ炭をおこしておく。
クッキングスタンドをセットする。
2.玉ねぎはみじん切りして、ひき肉、卵と合わせ調味料も加えて良く混ぜ、
ハンバーグ型に丸める。

3.クッキングスタンドに油をひいたダブルプレイグリドルを乗せ、ハンバーグを焼く。途中裏返すタイミングでピーマン、ズッキーニなどお好みの野菜も焼いて。
ジュージューと縞目についた焼き色がおいしそう♪

4.ストーブトップではバンズパンを温めます。
こんなことできる薪ストーブって本当にすばらしい!

炭の中ではホイルに包んだ掘りたてのジャガイモを焼いています。

5.焼き上がったハンバーグをお好みのトッピング、
ソースとともにバンズパンに挟みいただきまーす!

大きな口を開けてかぶりついてみるとお肉と野菜のおいしさが口いっぱいに。
きっとハンバーガーの概念が変わるはずです。

焼いたお野菜もギュッと甘くなって最高です。
インゲンがコリッとした食感で美味しかったなぁ。

庭でバーベキューもいいけれど夜ならのんびりと家で炭火焼がいいですよね。
ビール飲んでゴロンとできますしね。
じゃがバターに焼き鳥まで出てすっかり宴会気分の家呑みバーベキューでした(♪)

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フラの幸せ

そう、里の市ではわたしフラを踊りました!
もう続けて6年になるのかしら・・・
日常の忙しさから離れて自分の好きなことに没頭する大切な時間。
フラを踊っていると自然の営みの一部である自分を感じることができる。
それも「地球を信じてゆだねてステップを踏んで」と伝えてくださる大好きで尊敬する先生のおかげ。

髪や手足につける花飾りなども身近にある草花を摘んで編んで作ることを学びました。恵みを与えてくれる地球への感謝と敬意を忘れずにと。
今回は古典フラがメインなのでハランの葉をねじって編んだヘッドドレスとクペエ(足首の飾り)。


ねじりながら三つ編みにしてハランの飾り葉を挟んでいくのですが、
これがなかなか大変。
もっと指が欲しい・・・と泣きそうになりながら忍耐力を試されつつ編みあげました。

フラって華やかな衣装を着て明るく踊るイメージがありますよね。
でもその根っこにあるのは絶え間ない確実なステップの上に手の動きでストーリーを描いていくハワイの古典の伝承なのです。

ステップを丁寧に踏んでいるとエナジーが自分の足から地面に届いてまた戻ってくるのがわかります。
その波の中にいると幸せが満ちあふれてくるのです。
その平穏さがみんなに伝わったらいいな。

 
まだまだ奥の深いフラの世界。
先生のように慈しみ深く踊れるようにずっとずっとアロハを胸にしていたいと思います。
何よりウクレレと太鼓の音と先生の歌に仲間と共にどっぷり浸かれる時間がうれしいのだ。
あ〜、またハワイに行きたいなぁ♪
きっと来年には行くぞー(決意!・笑)

              

 

Photoes by Michiyo Suzuki

*隔月連載。次回の更新は9月中旬です。

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