高橋みな 火のあるお料理とクックウェア探検

ウッドストーブクッキングアドバイザー高橋みなが楽しい料理と共にクックウェアの可能性に迫る!

ロッジ社 キャンプダッチオーブン12インチ&根曲がり竹と津南産なめこの味噌仕立て鍋

5月某日、
しとしとしと、今朝は雨音で目覚めました。
「えー、もしかして雨…?」
でも、今日は前々から楽しみにしていたヒノケンさんちでのデイキャンプ。
あわてて電話をしました。
「もしもし、雨が降り始めてるけど、おじゃましてもいい?」
「もちろん!テントもあるし大丈夫だよ。」
あぁ、よかった。

しとつく雨の中でしたが心はうきうき、元気よくヒノケンさんちに向かいました。
道の脇の緑は日に日に濃くなって夏がもうそこまで来ているよう。
そしてあらら、心配していた雨はいつのまにかどこかへ。
かわいらしいログハウスがお出迎え。早速手分けして準備を始めました。

 

材料

  • 【鍋の材料/10人分】
  • 白菜     …4分の1
  • 厚揚げ    …1パック
  • ネギ     …1わ
  • つきこんにゃく…1パック
  • 里いも    …1袋
  • なめこ    …2パック
  • 根曲がり竹  …適量
  • だし調味料  …大さじ2~3
  • 料理酒    …カップ1
  • 味噌     …適量
  • 野菜は季節のものでかまいません。

作り方

ヒノケンさんは新潟県加茂市のログビルダー。
24才の時、ほとんど英語ができなかったにも関わらず単身カナダに渡り、
パット・ウルフ ログビルディングスクールで修行したダイナミックな人です。
彼にチェーンソーカービングの技で薪コンロを作ってもらいました。


薪コンロとは木の切り株にチェーンソーで切り込みを入れ、
きりくずを焚きつけて火をつけ、その上で湯を沸かしたり料理をすることのできる山師の知恵。

火力が上がるまで焚き火で味噌仕立て鍋を作りました。

このロッジのダッチオーブンはロジックタイプ(シーズニング済のもの)なので、
お湯でさっと洗うだけで使える手軽さも魅力です。

十分に予熱し、少しサラダ油をひいたら、ネギ、なめこ以外の火の通りにくいものから軽く炒めます。
材料がかぶるくらいまで水を注ぎ、煮え始めたら、だし調味料、酒、味噌を味をみながら加えていきます。

「もう、いいみたいだよ~!」薪コンロにしっかり火がつきました。

キャンプダッチは足がスペーサーになって薪コンロの上に置いて使うのにぴったりなのです。
ネギ、なめこを最後に入れちょっと火を通したらできあがり。

もう一品 薪ストーブで炊いた魚沼産コシヒカリの焼きおにぎり

ストーブトップで炊いた魚沼産コシヒカリで焼きおにぎりを作ります。
にぎやかにいろんなタレで仕上げました。
新潟には“かんずり”という独特の唐辛子味噌があります。これが大人気。


雨はあがったけどやっぱり肌寒く、鍋もおにぎりもあっというまに売り切れ。

 

番外編 キャンプダッチの蓋を使った道産子流ジンギスカン

キャンプダッチの蓋も活躍してもらいます。
蓋の裏側はぽつぽつの突起がないのでパンケーキを焼いたり、目玉焼きを作る人も多いでしょう。
つまみのある表側はあまり使われる事はないと思いますが、
ふちの立ち上がりは汁気の多い料理でも受け止めてくれそう…。
この形はなにかに似てる…!?
「そっか、ジンギスカン鍋みたい!!」
そこで、ジンギスカン用の肉(味付き)、大量のもやし、キャベツ、ピーマンも買ってきました。


ふたの上にストーブ用サーモメーターを置き、200度の目盛りのあたりまで温度が上がったら準備OK!

ここで道産子流ジンギスカンの正しい焼き方を。
油をひいたダッチオーブンの蓋にまずたっぷりともやし、
キャベツなどの野菜類を乗せ、その上に肉を広げます。

「もやしをもやしゃないでね!」
うっ、ヒノケンさん。まわりの無反応さを逆に楽しむかのごとくそのあと30回くらい何かとこのダジャレが。

薪コンロのふちに小石を乗せ、スペーサーに。

たっぷりと野外で楽しんだ一日でした。

 

山里の暮らし 季節便り

庭先に山のように積まれていた薪の原木も梅雨前になんとか片付きました。
もともと縁側だったこのスペースは格好の薪置き場に。
積んでから1ヶ月ほどたちましたが、最初のころより嵩が減ったよう…。
そう、乾燥が進んでいるようです。
「ここの薪はクリスマス頃、使うかな? こっちはバレンタインの頃かな…?」
早くも今年の冬の薪ストーブシーズンを夢見ています。



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