海辺のオイルフォンデュ
松ぼっくりを手に、青海川海岸へ
6月7日、入梅前の朝、爽やかな青空が広がりました。
この日は「青海川」おうみがわ海岸で、
「スタンドアップ・パドルサーフィン」を海遊びの好きな人たちが愉しむ、と聞いて、
ギリーケトルを使ってオイルフォンデュをする予定だったわたしも、
急遽仲間入りすることになりました。
国道8号線沿いの「鯨波海水浴場」の入り口の交差点では大きな鯨が迎えてくれます。
鯨波に遊びに来たときは要チェック!
時間になると頭から潮を吹いてとても可愛いのです。
そしてそれを通り過ぎ、しばらくすると道路右手に海を見下ろす夕日ポイント、
「御野立公園」おのだちこうえん、があります。
ここは松林が広がり、ギリーケトルの燃料、
松ぼっくりがいくらでも落ちています。
あちらこちらに落ちている松ぼっくりを拾いながら
良く見るとちょっと変わったものが。
まわりのかさがきれいに無くなっています。
これはリスやネズミなどが中の実を食べるため、
かじった後の「森のエビフライ」といわれるもの。
ひとつの松ぼっくりを森の小さな生き物が命をつなぐ食料にし、
その残りは私たち人間が燃料として利用する。
動物と人間が仲良くシェアしている・・。
ほかの生き物との関わりにふと気づく瞬間が、とても楽しい!
いつのまにか袋いっぱいに詰め込んだ松ぼっくりを手に、青海川海岸へと向かいました。
青海川に着いて浜辺まで荷物を運びます。
水平線を眺めながら材料を切ったり、串に刺したり。
仲間が多ければ、準備も早くて楽しくできますね。
ギリーケトルで楽しむオイルフォンデュ
- (4~5人分)
- エビ …20尾
- 蛸 …100g
- 牛肉 …200g
- ソーセージ …5本
- アスパラ …太めのもの4本
- ミニトマト …1パック
- エリンギ …1パック
- オリーブオイル …500cc一瓶
- 竹串 …ひと箱
- (ソース用)
- チリソース、トマトケチャップ
- パスタ用チーズソース
1.材料を食べやすい大きさに切って串に刺す。
2.ギリーケトルの炉を安定の良いところにセットする。
松ぼっくりに火をつけ、水を入れたケトルをのせる。
3.火がついて安定してきたら
追加の松ぼっくりを煙突の上から投入する。
4.ポットサポートを差し込んで、
オリーブオイルを半分くらい入れたキャンプクックセットの鍋をその上に置く。
5.風をよけつつオイルをあたためる。
ケトルは空焚きにならないように注意する。
6.ソースはケチャップを加えた“チリソース”と
“パスタ用チーズソース”の2種を用意。
7.材料に火がとおったものからソースにつけて召し上がれ!!
気軽で贅沢なアウトドアランチ
オリーブオイルのみ、という贅沢仕様で
食材が油っこく感じないのがいいね!と高評価。
出来るだけ水気の出にくいもの、簡単に火がとおるものをセレクトし、
一口で食べられる大きさにカットして竹串に刺しておくと
お皿も汚れず、手も汚さず、ソースも付けやすい。
グリッシーニも添えて気軽でスマートなアウトドアランチの始まりです。
炉に熾きが出来たらケトルは外し、付属の網の上に鍋を置いて使用します。
使用クックウェア » ギリーケトル
SUPを愉しむ
SUPとは、スタンドアップ・パドルサーフィンの略で、
サーフボードの上に立ってパドルを使って漕ぐ乗り方です。
食後、「早く海にでるよ~」の声でなれないドライスーツを着るところから。
これは水に入っても濡れないかわりに首、手首、足首がぎゅーっと締め付けられ、
防水性があるので「着るサウナ」のようなもの。
シェイプアップ効果も期待できそうです。
すでに強烈に熱くなり始めた砂の上を「熱い、熱い」といいながら必死に歩き、
海水に浮かべたボードに乗って、沖の岩を目指してパドルを使って漕ぎ出しました。
波の上、ぷかぷか浮いて気持ちがいい~♪
「下を向くと不安定になるからなるべく前を向いてね」と教わったけど、
ちらっと海中をのぞくと赤いストライプや半透明のくらげもフワフワ漂っています。
途中ボードの上に立って、周りを見る余裕が出てくると
海上から見える景色の新鮮さにすっかり夢中です。
洞窟や、象の顔の岩、船でしか行けない岩のあいだを通ったとき・・。
防水カメラは必須です。
陸から撮ってもらったわたしの写真、
なんだか巨大な「ヒトデ」に 見えなくもない・・。ぷぷぷ(笑)
パドルがあるぶん、ゆったり楽しめるウォータースポーツ、
SUPの魅力を満喫した一日でした。
カッコいい道具ですね!
これを使ってオイルフォンデュとは?
思いつきませんでした。さすがですね?(^^)
luisさん、こんばんは!!
調理器具、とはいえここまでカッコいいと何か別の世界から現われた気がします^^
宇宙っぽい、というか・・。
また、イベントの企画はどんどんいたしますので是非、お越しください♪