ハートのクッキーボックスに入った生チョコをエマリア ミルクパンで
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両側に雪の壁がそそりたち、すっかり狭くなってしまった雪道を歩いて、
お気に入りの風景を見にやってきました。
ひっそりと粉雪が降り続けるあいだ、すべての樹は風にざわめくこともなく静かに立っていて、
無数の細い枝先には空からの贈り物が白く降り積もっていました。
誰の足跡もみつからず、動物すらとおった気配がありません。
静かな時間はいつまでも続いていくようです。
「さく、さく、さく」自分の歩く足音だけを聴いて歩いていくと、道の行き止まりまで来ました。
ここは夏のあいだ水のせせらぎが絶え間なく聴こえてくる場所です。
少しのあいだ、今はどこかにかくれている夏の景色を思い出し緑色の木漏れ日を懐かしみました。
冬は冬の楽しみがあり、過ごし方がある・・。
季節の贈り物に気づかないと、喜びは遠くいつの季節も私のもとから鳥のように飛び去ってしまう。
私はゆっくりと来た道を戻り、暖かいストーブのなかで薪が燃えている家へ帰りました。
雪に埋もれるように立っている庭の梅のつぼみは、気づくとだいぶふくらんでいます。
「もう、2月・・」
この時期、町ではチョコレート色が目立ちます。
バレンタインデー。
恋人たちの愛の誓いの日とされるこの日、
ヨーロッパなどでは花やケーキ、カードなど様々な贈り物を恋人や親しい人に贈りあう習慣があるようです。
チョコレートを女性から男性に贈って、愛をあらわす機会というのは日本独自のものだそうですが、
愛を表明するのはなにも恋人たちだけの特権ではありません。
身近な愛する人たちに、「ずっと、大好きだよ!」の温かい気持ちを贈る・・
幸せが続くおまじないをかけてあげましょう。
生チョコ ( 15センチ四方くらい )
- チョコレート(ブラック) …200g
- 生クリーム …100cc
- バター …7.5g
- ココアパウダー …適量
1.エマリアのミルクパンに生クリームを入れ、ストーブトップにおく。
2.生クリームを沸騰させ、火からおろす。
3.削ったチョコを加え、静かに混ぜながら溶かす。
4.バターを加えて完全に溶かす。
5.クッキングシートを敷いたバットに流す。
6.冷凍庫で2~3時間冷やし固める。
7.温めたナイフでキューブ状にカットして、
ココアパウダーのなかで転がし、全体にまぶす。
8.ハート型のクッキーボックスをヘクセンハウスの生地で作り、生チョコを入れる。
ヘクセンハウスの生地の作り方
クッキーボックスの蓋のデコレーション
1.タークのフライパンでアーモンドスライスを空焼きする。
2.蓋になるクッキーのふちにアイシングを塗り、アーモンドスライスを飾り付けていく。
3.アイシングが固まったら、茶漉しにいれた粉砂糖をふる。
4.アーモンドの内側にフランボワーズジャムをたっぷりと塗り、完成。
大きめのハートのクッキーを2枚作り、
チョコを入れる部分は4枚のクッキーの壁をハートのなかに収まる大きさにしました。
アイシングが固まるとかなり丈夫な入れ物になるので、プレゼント用にも向いていますよ。
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~今年は大雪の山里~
「かまきりの巣が下のほうにあるから小雪。」
そんな声を聞いてすっかり安心していた秋の終わりですが、予想に反して大雪の冬となりました。
自然の予定表は人にはみえないものですが、雪害への対策や食物の保存など
あらかじめ準備しておくことの大切さを感じました。
とりあえず、薪だけはたっぷりありますがこれからの天気を気にしつつ、
春まで上手に使っていかないと・・、と思っているところです。
冬本番、みなさま風邪をひかれませんようどうぞお大事に!
久しぶりです。ビッグサイトにお越しの際は是非当方へお泊まりください。宿泊費は食事を含め無料ですし、東京駅まで直通バスで1800円でっせ!。もち小生の案内とランチのビール付です。
こんばんは!
お久しぶりです。宿泊費無料とは魅力的ですね・・!?
今回場所は決まっているので(笑)今後機会がありましたらお願いします。