宮崎学「森の動物日記」

森と里と野生動物たちから教わった自然のメッセージ 信州・駒ヶ根在住の動物写真家宮崎学のフォトエッセイです

初夏の森で出会う動物たち

森で遊ぶのに、とてもいい季節になりました。 森にひたれば、風がちがいます。
匂いも、水の音や光も、森には独特の生命力があって勇気づけられます。
木々からのフィトンチッドが、わたしたちの体を清冽にみがいてくれるからなのでしょう。

そんな森で薪あつめをするのもいいものです。
野鳥もいちばん元気な時期なので、小鳥たちのさえずりはまさにバックミュージックです。
森のなかは、ほんとうに見るところがいっぱいあって、ひとつひとつに気くばりしていると不思議があまりにも多すぎて時間がどんなにあってもたりません。

動物たちには、直接出会うことはできなくても、森にはたくさんのサインがあります。
足元には、リスが松ぼっくりを食べたあとの「エビフライ」が落ちていたり、ノネズミの小さな巣穴を見つけたりもできるからです。
そうしたちょっとした痕跡にであって想像するだけで、楽しい時間がどんどん通りすぎてしまいます。
森とは、まさにそんな教科書のない教室のようなところです。

そこで、あなたたちはどんな発見に出会えることでしょうか?
そんな人間を木陰からそっとリスが見ているかもしれません。
今月は駒ヶ根の「薪ストーブライフ フェスティバル」で、森の生きものたちをテーマにしたミニギャラリーをしますのでぜひお出かけください。

松ぼっくりをリスが食べたあと モミの松かさをリスが食べた現場
クルミをリスが食べたあと カラマツの実をリスが食べると
小さなエビフライとなります
アカネズミの巣穴 巣穴に細い小枝を立てかけてみると、
出入りの様子がわかります
穴から顔をだしてきたアカネズミ 頭かき中のリス
枝から枝へジャンプ。軽業師のようです。 森はオイラの遊び場だーいといっているリス

ズクショップ5周年イベント

薪ストーブライフ フェスティバル

ENJOY!! WOODSTOVE LIFE FESTIVAL

開催日:4月29日(祝)

時間:10:00~16:00

会場: ZCOO-SHOP
(ズクショップ)

ファイヤーサイド本社ショールーム内

(長野県駒ヶ根市赤穂497-871、中央道駒ヶ根ICより3分)

問い合わせ:0265-82-7366

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