フォトエッセイ「写風人の薪焚き日和」

風のように自由気ままに撮り続けたい…カメラマンの視点から綴る日々の薪ストーブライフ

薪ストーブでお菓子づくり

立春とは名のみの寒さ、、、
冬の名残がなかなか去らず、、、
春とは名ばかりでまだ真冬のように寒く、、、

2月、よく使われる時候の挨拶文です。
しかし、なぜ春を待ちわびる挨拶文ばかりなのでしょうね?
私としては
冬が過ぎ去ろうとしている寂しい季節になりました。
・・・そんな心境なんですけどね。

さて、2月も残り僅か。
あっという間に3月を迎えます。
3月といえばホワイトデーですが、3倍返しなんて変な風潮は無視して、
心のこもった手作りお菓子はどうでしょう。

ひとつは炉内で焼くバームクーヘンと、

 
もうひとつはストーブトップで
カリッと焼き上げる食パンラスクです。

どちらも無精の私が作るのですから超簡単ですし、
ご家族みんなで愉しめますよ。

 

薪ストーブでバームクーヘン

  • ホットケーキミックス …150g
  • 卵 …2つ
  • 砂糖 …60g
  • バター …60g
  • 牛乳 …150cc


卵・砂糖・牛乳を泡立て器で混ぜ、次にホットケーキミックスを混ぜます。
最後に溶かしバターを加えて混ぜ合わせます。
竹にアルミホイルを巻き(丸い棒でも可)、溶かしバターを塗ります。

 
薪ストーブは炎が消え、熾きになった状態で始めます。

炉内は奥になるほど高温のため、
手前に熾きを集めておくと焼きムラができにくくなります。

 

汚れないようにアルミシートなどを敷き、お玉で生地を垂れ流します。

 

形が整うようにクルクル回しながら、
うっすら焼き色がついたら再び生地を塗っていきます。

 
焼き過ぎは、パサパサになりやすいので気をつけましょう。

どこで終わりということはないので、
生地がある限り、年輪を積み重ねていきましょう。

 

薪ストーブでラスク

ラスクは手軽で保存もきく美味しいおやつ。
パンの種類やフレーバーを変えれば、様々なバリエーションも愉しめます。
その中で最も簡単な食パンラスクをご紹介します。

  • 食パン3枚
  • 抹茶パウダー(粉砂糖 50g、抹茶 小さじ1)
  • ココアパウダー(粉砂糖 50g、無糖ココア 大さじ1)
  • ※粉砂糖にだまがあればふるっておきます。


食パンは耳を切り落とし、キューブ状にカットします。
 


スキレットに網を敷き、クッキングシートの上に食パンを並べます。
ストーブトップの温度にもよりますが、ひっくり返しながら約20~30分。
焦がさないよう、から焼きで水分を飛ばすことがポイントです。
 


冷めるのを待って、パウダーとよくまぶして出来上がり。

 

余ったパウダーは温めた牛乳に混ぜて、抹茶ミルクやココアとして頂きます。

 
使用ストーブ » バーモントキャスティングス  デファイアント

 

お菓子を撮る

作ったお菓子は写真を撮って残しておきましょう。

 
窓辺の明るい場所で、お菓子に合った和紙やテーブルクロスをセッティング。
ホワイトボードをレフ板代わりに使用します。

影も柔らかくなり、明るいイメージの写真に仕上がります。
 


時には真上からも。
被写体によってアングルを変えてみても面白いです。

 

 

さて、薪焚き日和「ぬくもり写真展」への応募はお済みでしょうか。
すでに多くの作品が寄せられています。
締め切りも残り僅か。これから撮ってもまだ、間に合います。
多くの便りをお待ちしております。
» 募集要項

 
もうひとつお知らせです。
3月3日、私も参加してZcoo-Shopでイベントを行います。
っと思ったらあっという間に定員になってしまいました。
焚火塾に申し込みいただいた皆さん、ありがとうございます。
募集は締め切りましたが、それ以外にも
鉄鍋やコーヒーグッズのセールも行うようなのでぜひお出かけください。
» イベント詳細

 

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