フォトエッセイ「写風人の薪焚き日和」

風のように自由気ままに撮り続けたい…カメラマンの視点から綴る日々の薪ストーブライフ

薪棚とデッキ・・・先輩と後輩

前回のコラムでは、コロナ禍の自宅待機で薪づくりについて紹介しました。
GWから6月にかけても、変わらず自宅で過ごす時間が大半です。
このまとまった時間を活かさずしていつ活かす?!

そういえば何年か前のコラムに・・・

あ、ありました!
ちょうど5年前の6月、コラム後半に薪棚構想を描いていました。
すっかり忘れていましたが、5年経っても進展しないのでこの機会に実現しようと決意!
ただし、大物DIYは初めての挑戦ですので、あくまでビギナーの作品として温かく見てやって下さい。


場所は構想通り日当たりのいい石垣の前。
石垣の景色があまり好きではないので隠したいこともあります。
また石垣とは一輪車が通れるほどの幅を設け、裏側からも積み下ろし出来るようにしました。


ここは数年間パレットの薪棚が置いてあった場所で、地盤も固いので羽子板沓石で基礎を作り、それぞれフレームを作って組み上げていきました。


木材は安価なSPFの2×4ばかり、主要な柱は2本重ねて強度を高めています。
途中柱が傾いたりサイズが狂ったりしましたが、その都度修正しながらなんとか棟上げまで完成。


次に屋根づくり。
この段階で屋根の素材は決まっていませんでしたが、垂木は古材を利用し合板を張って屋根用の防水シートを張り巡らせました。
屋根まで作れば、後は雨が降ろうが気にせずのんびり作っていくつもりでした。
幸い5月は珍しく晴れ間が続き、逆に熱中症を心配するほどの暑さ。
この頃から小さな毛虫が大量に発生し、作成中の薪棚にもウヨウヨ・・・。
気がつくと服にくっついているので、分かりやすい白いシャツを着て作業するようになりました。


次は小屋の扉作り。これも残っていた野地板や古材で作っています。


小屋の側面にも杉の野地板を張り、頻繁に使う野外道具をぶら下げました。


小屋には薪作りで使う道具や焚き火道具などを収納。
今までいちいち家の中まで取りに行っていたことを思うと大変便利になりました。
大切なチェンソーや斧、物騒なガソリンや燃料などは部屋に戻していますけどね・・・。
この時点で屋根材を残してほぼ完成。
野ざらしにしている薪を積み上げたい所ですが、同時期にテラス屋根の工事が進んでいました。


テラスは以前タープを張っていた場所で、とても風当たりが強く、これまで何度となくタープが破れていました。
この際思い切って大工さんに屋根を作って貰い、同時に念願であったデッキをDIYで作ることにしました。


テラス屋根の工事は2日で終わり、すぐにでもデッキを作りたかったのですが、これも材質を何にするかで悩んでいました。
本来ならウェスタンレッドシダーなどデッキに適した木材がいいのでしょうが、算出すると30万円以上掛かってしまいます。
かなり予算オーバーなので、岐阜で材木を扱っている先輩に相談すると、すぐに駒ヶ根まで運んでくれました。


「スギ材なので塗料は3度塗りしろよ。ダメになったら今度はヒノキを持って行ってやる。」と有り難いお言葉。3mのスギのデッキ材 60本で6万円ほどでした。


デッキを張り終えて、次は野ざらしの薪。


前回のコラムで井桁積みや円形積みにした広葉樹15立米分はそのまま残し、割って野ざらしにしたままの松やヒノキを薪棚へと移動しました。


まだ割ってない玉切りや材木置き場にもなっていますが、梅雨が終わるまでしばらくこのままです。

さて、残るは屋根材を何にするか・・・?
理想はシダーシェイクですが、これもかなりの予算オーバー。
5月から防水シートを張ったまま、ずっと迷っていました。
すると今度は塗装・防水関係の後輩から電話が。
「デッキや薪棚作ったって? 塗装はしたの?屋根はもう張ったの? 冷たいなぁ~、相談してくれればいいのに。」・・・と。
彼は苦楽を共にした無二の親友です。


数日後にキシラデコール(塗料)16L缶と屋根材一式を持って駆けつけてくれました。
「倉庫に中途半端に残っていたから使ってよ。」と・・・。


アスファルトシングルの張り方を教えてもらい、


縁に雨がしみ込まないようアングルを取り付け、やっと完成です。


そして、デッキはこんな感じで仕上がりました。
デッキカフェでもやろうか・・・?

今回の薪棚は約10立米分ですので、全ての薪を収納するには全く足りません。
延長するか、2つ目の薪棚を作るか・・・。
まだまだ続きそうです。

 
(隔月連載。次回の更新は2020年8月下旬です)  

 



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コメント

    • ビルさんへ
      お褒め頂きありがとうございます。
      まだまだ素人っぽいです。
      デッキにはビルさんを真似て滑車の物干しを作りました。
      とても便利です。

    • cm_yamaさんへ
      ありがとうございます。
      手書きのラフな図面から資材を洗い出し、現場主義で組み立てて行きました。
      ビギナーにありがちなぶっつけ本番です。

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