春蝉が鳴いてる。 それは、何百匹かの春蝉が森の聖堂で唱える真言陀羅尼の大合唱のようだ! 郭公が夏を謳っている。 ♪カッコー、カッコー、カッコー…。 郭公はエピキュリアンだ。彼らは薪ストーブに興味がない。 郭 …
» 夏の薪ストーブ…の全文を読む
薪小屋にうず高く積み上げられていた薪山が、低くて小さな丘になってしまった…。 あんなにも心を込めて作り積み上げ乾燥させた薪山なのに、薪は儚(はかな)い。 年々の薪作りはまるで、シシュホスのギリシャ神話のよう…。 積ん …
» 薪ストーブとキッチンガーデン…の全文を読む
菜園の土が凍って、ゴボウも長芋も掘れなくなってしまった。 季節がまっしぐらに冬へと墜ちていく。 来る日来る日の夕暮れを、近所の川で岩魚釣りに興じた夏の思い出も、今は記憶の彼方。 冬へ…。 花も緑もない長い冬 …
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寒山の春…。 或る朝、枯れ葉に埋まっている庭の日溜まりに綺麗な紫があることに気づく。 「なんだろう?」と思ってその色をみつめる。 クロッカスの花の蕾が ふくらんでいる! もしかしたら…と思ってムスカリの花壇をのぞき込ん …
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1月。過ぎた年を回顧し、やがて巡る新しい1年に思いを巡らせる月。 January はJanus (ジェイナス=ヤヌス)から名付けられた。 ヤヌスは一つの頭に髭の生えた二つの顔が背中合わせになって、それぞれ反対の方向を …
» ViVaアンコール!きみは素晴らしい。きみと一緒なら寒山の冬も暖かい…の全文を読む