田渕義雄 追悼遺稿集『寒山の森のエッセイ』発行のお知らせ
薪ストーブと椅子作りと菜園を愛した田園生活の、夢と孤独と意義を、静かに力強く書き記した47篇。
カテゴリー：［薪ストーブ物語］の記事一覧
田渕義雄展 開催のお知らせ
この夏、ファイヤーサイドでは田渕氏を偲んで回顧展を開催いたします。
田渕さんの訃報をお伝えします
一月三十日、田渕義雄さんが永眠されました。
薪エネルギーと贈与経済
薪作り大会が終わった。十数回におよぶこの催しは、我が家にとって最も重要な年中行事だ。
地球温暖化と薪ストーブ
国連のG7気候変動会議に呼ばれたグレタ・トウンベリが、世界のリーダー達を相手にしてこう叱責した。
人生に寄り添う道具たち
この山の苫屋には、古い道具がある。この苫屋の老夫婦に似て、この家にある道具は古くさい物ばかりだ。
帝国主義と牧歌主義
Imperialism（帝国主義）のアイロニー（反語）は何だろう？ そう考えてみた。思うにそれは、Arcadianism（牧歌主義）ということなのではなかろうか。
Lumberjacking 讃歌
エレクトロニクスと合成物質の洪水のなかにあって、自分でランバージャッキングして、それを主要なエネルギーとして生きるということには感動的な確かさがある。
夏耕冬木、または自由について
素晴らしい家具や工芸品は、冬が長い高緯度地方や山国や雪国で作られるように思う。心込めて時間を厭わないで、思うがままに冬を切り冬を削りつづける。
Woodpile 薪山
タブチが、新しい翼を持った。この１１月は、ハスクの甲高い排気音がコールドマウンテンを飛び回っている……。
