ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2012 Mar. 13

鼓奉納に参加しました

東日本大震災から一年が経ちました。

この災害で命を落とされた方への追悼と、一日も早い復興への祈りを込め、
曹洞宗大本山總持寺(横浜市)で行われた
被災物故者一周忌追善法要・被災地復興祈願法要に
鼓奉納者として参加してきました。

きっかけは、三島の薪ストーブ店・松井機械産業の松井社長です。
「3月11日に鼓の重要無形文化財総合認定保持者の友達、
大倉正之助先生と一緒に鼓を打ちませんか?」と誘っていただきました。

境内の宿坊に一泊し、3/11の朝早くから稽古と着付け。
そして大祖堂で法要を行いました。

鼓を叩きながら、これから日本を明るい将来にするために
どんな力になれるかを考えていました。
私としては日本が自立したエネルギーを実現できるよう働きます。

この一日を写真で紹介したいと思います。


大祖堂


大本山總持寺の老師


私が使う大鼓と紋付と袴


我々のグループの講師が大鼓の紐をしばっています。
参加人数は130人超。
6グループに分かれてお稽古しました。
後で全員の音がうまく合うのかなぁ?!先生は心配でしょうか?


これが正しい持ち方だそうです。


お稽古。大きな声を出して「ハ!」「ヨ!」


松井さんはやはり着物が似合うなぁ!


本物はだれ?私の隣は大倉正之助先生です。
その隣はF1レースする星野さん。一番右が松井さん。


130人が打つと迫力があります。
参加者は会社の経営者や芸能人やお医者さんなど面白いメンバーばかりです。


大祖堂メインステージ。
大倉正之助先生と、生け花のパフォーマンスをする前野博紀先生。


我々の声と鼓の音にて生け花パフォーマンスが盛り上がりました。


能楽のステージ


最後に山折哲雄先生の講演:平成の救世観音

そして2:46に黙祷・・・・

その後、普段見ることのできない部屋を案内していただきました。

歴史の長いお寺で素晴らしいふすまなどを拝見しました。


素敵ですね!


精進料理をいただきました。
私の好きな菜食料理でうれしかった。
いただく前に感謝を込め「五観の偈」を読みます。


禅を修行するお寺です。
この木のへこみはその禅の心の表現に見えました。

この一日の体験でいろいろ反省しました。
そしてたくさん新しい仲間ができました。

松井さん私を誘ってくださってありがとうございました。
 

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コメント

  1. ポール社長10~11日とお付き合いいただき有難うございました。

    日本人でも 能楽・鼓・聲明 など日常体験できない会でしたが、楽しんで頂き幸いです。

    ポールさん 紋付き袴 裃姿 とても似合ってましたよ。

    次に着る機会は、2年後に紋付き袴に赤いチャンチャンコ姿・・・(笑)似合いそ~

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