小布施の台風娘
創業250年の造り酒屋、廃業寸前にアメリカ人の「台風娘」がやってきて、復活させたそうです。
小布施の町は今注目の観光地ですが、20年前は過疎の方向だったらしい。
セーラさんは小布施堂に入社して、自らハンマーを持ち、古い蔵並びの造り酒屋を再建した。
古い蔵にレストラン、ショップ、栗菓子店など作り出した。
そしてお酒のブランド「桝一市村」を拡大し、売り上げは20倍以上になった。
そのセーラさんに会ってきました。
セーラさんは田渕さんの知り合いで、アンコールのユーザーです。
180年の藁葺き民家に設置して春に使い始めましたが、上手に焚けないよう。
鋳物の部品が狂ったということで、田渕さんと弊社の松澤とで調整と焚き方の確認に行きました。
以前から彼女に会いたかった。
ストーブを修復してあげたので喜んでくれました。
ただ、含水率計で薪の乾燥状態を計ったら35%でした。
普通の乾燥薪は20%以下でないとうまく燃えないので、35%ではうまく焚けるはずがない。
トラブルの原因は明らかに薪の乾燥不足でした。
皆さんの薪は乾いていますか?
乾いていない薪を使うと調子よく燃えないよ!
旦那さんは「時々は灰受けドアを開けて空気を送って燃やしていますよ」と言ったので驚きました。
「絶対に灰受けを開けて燃やしてはいけません!」と教えました。
昔の社員食堂のかまどをレストランで活用しています。
栗おこわや直火焼き魚は最高に美味しい!
使わなくなった瓦の置き場ですが、セーラさんの和のセンスがすばらしい。
桝一の正門です。
これからリフォームをかけるらしい。奥の土蔵を修復中。
5月にカフェがオープンする予定。
レンガの煙突と土壁の風景
町一番の大きな木と田渕さん
セーラさんはすばらしい! いい友達ができてうれしい。
日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2002大賞受賞!
彼女の活動は「セーラの単語」を見てください。
家に帰った後、いただいた純米酒で乾杯! セーラさんありがとう!
灰受け皿の扉を開けて燃やしてはいけない、のはなぜでしょう?
ウチ(アンコール)も残った熾から火をすぐ起こしたい時はココを少しずらして火を育てます。
前面扉を少し開けておくよりも火が大きく育ちやすいんです。
ちなみに薪は乾燥OKです。
あびさん、
薪ストーブの故障の主な原因は灰受けを開けて焚いた時のものです。その理由を説明します。
1 灰受けドアを開けると、非常に勢いの強い空気が流れます。まずは灰がフロンドガラスに飛び付きエッチングされます。続けますとガラスを拭いてもきれいになりません。
2 炉内に灰受けから流れる強い空気がはいると炉内が高温になりますので危険です。炉内の鋳物部品なども高熱の原因で変形、ひびや解けたりします。
3 触媒が痛みます。触媒の通常稼動温度は約600?700℃までですが、灰受けを開け、800℃以上高温になるケースがあります。触媒の故障の原因になります。
4 灰受けを開けて焚くと煙突にも非常な加熱をします。灰受けによる煙突内部の温度が700℃以上になる可能性もあります。シングル煙突もこの温度になります。二重煙突の煙突内が変形することもあります。
5 乾燥していない薪はよく燃えません。水分が多い薪は(20%以上)灰受けを開けないと燃えないほど。それ燃やすと煙突が煤で詰まったりします。乾燥薪以外は焚いてはいけません。灰受けを開けないと燃えないほど水分が多い場合はその薪を止め、乾燥薪の収集をおすすめです。含水率計で薪の水分を計測してください。
詳しくは:
http://www.firesidestove.com/knowledge/firewood/firewood-01.html
以上のことは実際に見ています。灰受けを開けて焚きますとストーブの保証が利用できない故障の原因になります。正しい焚きかたは灰受けを閉じて行います。
セーラさんの故障もその原因でした。ガラスもエッチングも炉内の鋳物分品も短期間で痛んでしまいました。
焚き付けや薪を補充する時には十分な一次空気が必要です。アンコールの右にある空気ハンドルを手前にして空気を送りますが、それでも空気が足りないようでしたら、フロントドアを1?2センチ開けて2分程度隙間を開けます。(この時絶対にストーブから離れません!)
詳しくはファイヤーサイドの取り扱い説明書をよく読んでください。
無料ダウンロードサービスは:http://www.firesidestove.com/knowledge/usersupport/index.html
大事な薪ストーブを正しく使いましょう。故障の原因になり、また危険ですのでストーブをよく理解して焚きましょう。
早速の回答ありがとうございました。
灰受け皿は小さな熾から火が起こせた段階で閉めていましたが、
今後はこの方法は使わないことにします。
あびさま、
私は毎日熾き火から火を起こしています。私にとって薪ストーブの楽しい作業です。
私のやり方は火ばさみなどで大きい熾きを壊して広げます。大きい熾きのない時は灰の中の熾きを炉内の中心に集めて、ファイヤーブラスターという口で吹くふいごで火を起こします。十分に熱があがったら焚き付けや2?4センチの薪をのせる。1?2分フロントドアを隙間をあけます。私はどれだけ少ない熾きで火を起こせるかをチャレンジーしています。ファイヤーブラスターならちょっとした種火でもよくつけれます。細い焚き付けを置いて息をすって・・・
ファイヤーブラスターふいごの使い方についてや情報以下のURLをブラウザーにペーストしてご覧ください。 http://www.firesidestove.com/products/stoveaccessories/fireside-s-05.html
ありがとうございます。熾から火を起こすのが楽しいんですよね。
火吹き棒、我が家では竹で作りましたが最近出番がなくなりました。
(灰皿受けズラシの為)復活の予定です。
教えて頂いたページ、ピザ焼きツールに目を奪われてしまいました。
目の毒です、あれもこれも欲しくなってしまう・・・(^_^;)
竹の火吹き棒も作ったことがあります。復活してください。
薪ストーブの楽しさを膨らむアクセサリー開発することをがんばります。
楽しんでいてください。