ファイヤーサイドの倉庫さよなら
24年前にファイヤーサイドの本社を駒ヶ根市に移転しました。
その前は長野県飯田市にある建設会社の一階に
ショールームと事務所を借りていました。
24年前の私、ポールキャスナーです。
現本社のある土地を見に、初めて駒ヶ根を訪れた日の写真。
駒ヶ根に来る前はストーブや煙突等は2つの貸し倉庫に置いていました。
事務所と倉庫が離れていたのでかなり不便していました。
会社がまだ小さいため、
全ての作業(営業、受注、輸入、出荷、ストーブ取付工事などなど)をして大変忙しく、あっちこっち動き回っていました。
ある日、私の日本の恩人(日本のお父さんのような方)が
「飯田より30キロ北にある駒ヶ根市にいい場所を紹介したいですよ!」
早速その日に案内していただきました。
到着直後「ここだ!」とうれしく思いました。
東に南アルプスの展望、西に中央アルプス、そして周りは自然いっぱい。
最初に見に来た時の姿です。
奥に倉庫と広い畑しかない。周りは何もない!
その土地には120坪の平屋倉庫がありました。
あとは広い畑とぼろぼろの小屋がありました。
また駒ヶ根インターから3分位でしたので、非常に便利なところです。
そのうえ飯田市のショールームと貸し倉庫を合わせた家賃の半分以下ということで、その瞬間にここを借りることを決定しました。
快適な暖かい冬を手伝いま〜す!
引越してから棚なども必要になりました。
事務所とショールームを倉庫の中に作りましたが、
コンクリート製なため冬が寒すぎでした。
倉庫の隣にプレハブを建てました。
外から見た感じは寂しいものでしたが、
インテリアはとても素敵な仕上げをしました。
この田んぼがZcoo-Shopになる敷地ですよ。
当時は私がまだ車でも行けないような山奥生活しておりました。
毎日駒ヶ根まで通うにも大変でしたので、
駒ヶ根の土地にインディアンティピーを建て焚き火しながら平日の生活もしました。
アメリカから輸入したティピーで焚き火の暮らしをしていました。
数年経ってこの土地を購入しました。
会社の成長や変化に合わせてこの倉庫の利用方法も変化してきました。
たとえば代理店の講習会場にも役立ちました。
隣の土地も手に入れて、現在のショールームと事務所とストーブ倉庫が16年前にできました。
社員や代理店が薪ストーブの専門知識を向上するための講習会を、よく倉庫内で行いました。
駒ヶ根の土地を紹介してくれた
私の「日本のお父さん」北松一さん。
ビルさんは細いですね!
その後スタッフも増えました。
現在の事務所は狭くなり、仕事のフローもかなり変わりました。
倉庫は築40年になりました。
我々は事業内容の変化により、会議、研修などの充実を通じ、
日本総代理店として販売店のサポートを強化するとともに、
社員のプロ意識を高め、生産性向上を図って参ります。
そのため本社事務所と製品検品する施設を作ることにしました。
そのために倉庫を解体して、新しい社屋に生まれ変わります。
最近の本社です。
先週の姿です。
先月の中旬から長年お世話になった倉庫を解体しています。
片付けも大変でしたが、成長するための脱皮のような気持ちです!
長年我々の成長のためにありがとうございました。
解体業者さんと屋根にあった陣笠です。
関連コラム
» FIRESIDE History | 薪ストーブのある暮らし
ファイヤーサイドさんの社屋誕生秘話!楽しかったです。
歴史を感じますね!
本当に良い場所にめぐりあえたのですね!
ビルさんが細くてびっくりです^^
momongaさん、
建物などに我々の思い出がたくさん入っていますね。
取り壊すとメモリーだけが残ります。
倉庫の中のいろいろな場面がありました。
倉庫の中でたくさんのスタッフが毎日頑張っていた。
少し寂しいけれど、新しい夢もできますね!
ポールさん
ビルさん
おはようございます。
会社の歴史拝見しました。
仕事と趣味と両立していて、充実した日本の暮らしになっていますね!!!
これからも、会社の発展をお祈り致します。
両角 忠幸さん、
ありがとうございます。
ティピーの中でよく尺八を吹いていましたよ!
ポールさん ファイヤーサイドの歴史を感じました。
私が初めてお邪魔した時は 奥の倉庫と プレハブを2棟並べた事務所だけでしたね。
事務所も倉庫の横でなく 真ん中辺りにあったと思います。
講習会の写真 中央に若かりし私が・・・懐かしく感じます。
これからも日本のストーブ会をリードして行ってください。