ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2009 Jun. 10

薪ストーブも衣替え

カテゴリー: 薪ストーブ

6月といえば衣替えの季節。

さて、点検も兼ねてそろそろ薪ストーブの掃除をしなくては 。
「この冬を暖めてくれてありがとう。来シーズンも宜しく」の感謝の気持ちを込めて…。

というわけで薪ストーブも衣替えです。

私の場合、薪ストーブに火を入れる目安は外気温度10℃としています。
わが松澤家のある信州伊那谷のとある場所では、6?9月は10℃を切ることはめったにないので、
この季節のストーブは休憩と決めています。
もちろん、一年を通して薪ストーブに火を入れる楽しみもあるでしょう。
なのでこれはあくまでも「家ンちの場合」です。

我が家にはバーモントキャスティングスの薪ストーブが3台あります。
夏場は部屋のインテリアとして、そのデザインの美しさを純粋に楽しみたい派なのです。

私はバーモントキャスティングスから入荷したストーブを一台一台チェックする商品管理を受け持っています。
日々、品質確保に努める私から言えることは、
「快適かつ安全に使用するために、年に一度は保守点検と掃除を!」。
触媒式の薪ストーブで大切なのは二次燃焼室の掃除です。
シーズンオフのこの時期にじっくり行うことをおすすめします。

詳しい保守点検の方法については、購入先のストーブ屋さんかファイヤーサイドまでお尋ねを。
今後ホームページでも紹介していく予定です。


今回掃除したストーブ内部の様子。
セラミックボックスとキャタリティックコンバスター。機種はアンコールです。


内部の点検掃除が終わったら表面を磨いてツヤを出します。
鋳物には植物油や専用のストーブポリッシュ、ホウロウには専用のガラスクリーナーを使います。
ちなみに我が家では、すりすりによって猫が真っ黒になってしまうのを防ぐため、
オリーブオイルを使用して磨き上げています。

夏は猫のクールダウンスポットとしても活躍。猫は居心地のよい場所を探す天才です。

毛がつくのがたまにキズですが、「ひんやりして気持ちいいっす」とピーターキャットもご満悦。
ピーターストーリー

さあ、ぼちぼち煙突掃除もしなくては!

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