ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2010 Jan. 26

イモラーからのおすそわけ ?ドラゴンで朝食を?

薪ストーブのストーブトップを広く有効に使える鋳物製のストーブ棚(ウォーミングシェルフ)。
それを支える火の守り神「ドラゴン」。

このドラゴンの造形がタツノオトシゴ風でもあり何ともかわいい。

そもそも中世のゴシック時代にガーゴイルと呼ばれていたドラゴンは、
魔物や火の災い事からの守り神として崇められ、
古くはエジプトの寺院でもガーゴイルが吐き出す水で聖杯などを洗っていたそうです。

海を越えてやってくる鋳物のドラゴンの中には、
時にファイヤーサイドの厳密な検品体制を通過できないものもあります。
そんなドラゴンをひらめきで「エッグスタンド兼箸置き」に仕上げてしまったのが
ファイヤーサイドのストーブドクターことイモラー松澤氏。
グラインダーテクを駆使して、水平に置いてもぐらつかないようカットしています。

ちなみに「イモラー」の定義は鋳物好きの人全般だそう。
イモラーのみなさんへ

そんな貴重なドラゴンを頂戴してオリーブオイルで磨き上げ、
今日は和食で活用してみました。
巻いたシッポに生玉子を置けばなかなかの安定感。
しなやかな首から羽根にかけては箸置きです。

手に持つとずっしりとした存在感。
ペーパーウェイトにしてもよさそうです。

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コメント

  1. 作った本人も持っていないとはなんと貴重な。
    しかしながら「ブーツをぬいで朝食を」は衝撃でした。

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