ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2010 Jun. 8

ガーデンの季節を延長する道具

春になったら畑を作りますが、 ここは高冷地なので夜が寒くなります。
なかなかメロンやトマトなどの成長が遅い。
いつ霜が降りるかもわからないし、
7月に食べたいならホットキャップやトネルなどで寒さから守らないと無理です。
私はホットキャップも使いますが、寒い夜につけても昼間になると気温が上がりすぎて、
キャップを外さないと逆に熱すぎて植物が痛むこともある。

ある時にアメリカのガーデンショップで面白いものを見つけた。
Wall o’ Water(水の壁)というミニ温室です。10袋を買ってきました。
壁が筒状でそれに水を入れて、太陽熱で温められて、夜になるとその熱で温室になる。
-9℃まで守り、30から40日早く移植できると書いてある。
実験し、ホットキャップと比較してみました。Wall O’ Waterの方の成長が断然早いです。
また害虫も少ない。


私の畑に立つWall o’ Water。わらのマルチで雑草を押さえている。


Wall o’ Waterの壁はチューブ状です。水を入れれば独立して立つ。
ソーラー熱で暖まった水は朝まで中の温室効果になる。


信州の夜は寒いがこの中で育ったメロンの成長が早い。
背伸びして上から顔をだしている。どうやってこれを外すかなぁ?!


普通のホットキャップです。


ウォール・オ・ワーターのパケージ。これはアイデア品ですね。
普通のホットキャップよりも全然いいと思いました。
今年は試しに使いましたが、秋にもっと使ってみたいのです。


寒さに強い野菜、レタス、ロケット、大根、キャベツ、ほれんそうなど。
10日ごとに種を蒔けば、夏まで食べ続けられる。


私はサラダ大好きですので、レタスをたくさん作る。


夏の薪小屋は畑道具をかける場所としています。ねじやフックを臨時に薪に付ける。

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コメント

  1. これはスグレモノですね!
    ウォール・オ・ワーター、ネットで見つけました。
    来年のために買ってみようかな。

    夏の薪小屋を畑道具かけにというのもナイスですね。
    これは早速まねっこさせていただきます。

  2. リチャードさん、
    コメントありがとうごあざいました。
    日本国内で見つけましたでしょうか?アメリカのショッピニグサイト
    では私もたくさん売っているところが検索できたが、
    日本ではまだ探していませんでした。教えて下さい。

  3. 見つけたのはアメリカのサイトです。

    http://honyaku.yahoofs.jp/url_result?ctw_=sT,eCR-EJ,bT,hT,uaHR0cDovL3d3dy5wbGFuZXRuYXR1cmFsLmNvbS9zaXRlL3dhbGxvLXdhdGVyLmh0bWw=,qlang=ja|for=0|sp=-5|fs=100%|fb=0|fi=0|fc=FF0000|db=T|eid=CR-EJ,

    YAHOO翻訳で何となく内容は分かったのですが
    「BUY NOW」からうまく進めませんでした。。。

    ZCOO-SHOPで取り扱っていただけませんか???

    (それにしても、この翻訳おもしろいですね)

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