2013
Jan.
24
宮崎学さんの写真展
4月14日まで IZU PHOTO MUSEUM(静岡県)にて
宮崎学さんの写真展『自然の鉛筆』が開催中です。
以前、ファイヤーサイドのイベントでも
ミニミニ写真展をさせていただきましたが、
それとは比べ物にならない規模で約130点を展示。
なかには液晶ディスプレイでの表現もあるそうです。
このカメラを構えたクマ、脇もしまって良いポージング。
やけに人間臭く、学さんがクマに変身しちゃったんじゃないかと。。
学さんの写真は、
野生動物たちの世界を「人間」との関わりで見せてくれます。
それは、ただの自然讃歌に留まらない切り口です。
例えば、塩カルをまけばシラサギが遡上する、、なーんて
まるで「風が吹けば桶屋がもうかる」みたいな話ですが、ホントのこと。
動物の行動には人間が大きく関わっているのだなぁと気づかされます。
一度、撮影現場に同行させていただいたことがあります。
道なき道を長靴はいてわっせわっせと登り、
クマが寝ぐらにしている大きなミズナラに会いに行きました。
道中、動物からのサインをいろいろと教えてもらいました。
上の写真は、ハーネスとザイルを使い高所で作業中の学さんです。
(撮影:ポール・キャスナー)
数々の個展のキャリアの中でも、
「美術館」での開催は初めてだそうです。
どんな趣向が待っているのでしょうか。