イントレピッドをめぐる薪ストーブとヨットの話
米カリフォルニア州の17歳の少年が、ヨットによる単独世界一周航海の世界最年少記録を達成したとのニュースが飛び込んできました。
ロサンゼルス(Los Angeles)の港に帰還したザック・サンダーランド(Zac Sunderland )さん(17)は、家族や友人たちの歓迎を受け、「とんでもない13か月間だった。戻ってくることができて最高だよ」と、喜びを語った。サンダーランドさんは2008年6月14日、16歳で全長約11メートルのヨット「イントレピッド(Intrepid)号」に乗り込み、ロサンゼルスを出発。太平洋を西に進み、11月29日にはアフリカ大陸南端の喜望峰の沖で17歳の誕生日を迎えた。【7月17日 AFP】
彼のヨットの名前はイントレピッド号(Intrepid)。
イントレピッドは勇ましさ、勇気、大胆さなどを意味します。かつて世界レース・アメリカズカップで優勝したヨットも同名です。
くしくもバーモントキャスティングスの薪ストーブの中にもイントレピッドがあります(Intrepid2)。この名前を薪ストーブにつけたのは、初代オーナーがヨットをこよなく愛していたから。ニューイングランドの美しい森の国、薪ストーブの故郷バーモントには海がありません。その海がない地で海の夢を見るために・・・。
どんな嵐にも沈まない船をイメージした薪ストーブイントレピッド2は、両サイドに施されたシェルのレリーフにも海を感じます。
ザック君は父親の手伝いなどで貯めたお金で中古ヨットを購入したそうです。
薪ストーブとヨットの浅からぬ繋がりを感じたニュースでした。
イントレピッド2