Bouillabaisse ブイヤベース
南フランス料理の定番、Bouillabaisseは寄せ鍋料理とも言います。
この寒い時季に代表的な海鮮料理を薪ストーブにお任せします!
魚介類がたっぷり入っていて、
高級感のあるこの上品なスープは世界で知られています。
レストランでしか食べることが出来ないと思いがちですが、
実は料理に慣れない人でも薪ストーブトップで簡単に作れます。
冬はシーフードが一番美味しく食べられる季節です。
日本では、10月ころから出回りますが、香りが良く、
身が詰まっていて美味しいのは2月から3月と言われています。
ブイヤベースが終ったあとの締めも色々アレンジ出来て、何回も楽しめるスープです。
是非試して頂きたいですよね~
今年の青梅には雪が一度しか降らなかったけど
毎日とても寒くて、薪ストーブが欠かせません。
Bouillabaisse ブイヤベース
材料
- ガーリック …2片
- セロリ+葉 …1本
- 玉ねぎ …1個
- にんじん …1本
- じゃがいも …2個
- オリーブオイル …100cc
- 白ワイン …150cc
- ホールトマト …3缶
- トマトペースト …大さじ3〜4
- フレッシュバジル、レモン
- 塩、コショウ
- 子蟹 …4〜5個
- 野菜ブイヨン …3〜4キューブ
- お湯 …1〜1.5リットル
- 赤えび …6本
- ホタテ貝 …6個
- タラ …3切れ
- ハマグリ …10個
- *シーフードは4種類以上が目安
<下準備>
ホウロウ鍋に子蟹のガラと赤えびの殻、ブイヨンキューブを入れ、
お湯をかけたら、ふたをしてしばらく沸騰させる。
使用ストーブ » バーモントキャスティングス アンコール
作り方
ダッチオーブンループハンドルにオリーブオイルをたっぷり入れ、
みじん切りにした野菜たちを入れてゆっくり炒める。
炒めたら鍋に白ワインを入れ煮立たせ、アルコールを飛ばす。
次に子蟹と野菜のブイヨンを入れ全体を合わせる。
トマト缶を加えて、
さらにトマトペーストをほぐしながら
全体を優しく混ぜる。
シンプルに塩、コショウで味を整える。
ふたをしてしばらくコトコト煮詰める。
沸騰してきたら主役のシーフードを静かに鍋の上に並べもう一度煮立たせる。
具材に火が通り過ぎないように注意する。
貝が開いたらウオーミングシェルフの上に鍋を移動させる。
お皿に盛ったあとフレッシュバジルの葉を散らし、レモンも飾る。
見た目が豪華だけではなくて、ハーブやサフランを入れれば風邪などにも効果がある事から、薬膳料理の1つとしてあげられることもあります。
ほっこりとしたやさしい味に仕上がります。
具沢山の温かスープで、体がポカポカ。
嬉しい事に、スープを多めに作れば何度かブイヤベースを楽しむ事も出来ます。
熱々のパスタにブイヤベースをかけても美味しいし、
また残った濃厚なスープの中にご飯を入れ、
ストーブトップで温めれば 本格的なリゾットを仕上げる事も出来ます。
最後に粉チーズをかけることによってまろやかになります。
お好みのハーブも美しく!
次の日でも、
またその次の日も頂けるアレンジした美味しい煮込み料理は便利で、
ありがたいですね。
今年の冬に絶対に作りたい!
旨みがたっぷり詰まった薪ストーブBouillabaisse!
Photoes by Marie Desjardins & Kurumi
*次回の更新は4月です。