空木岳縦走に向けて池山尾根探索
お盆の臨時休業を利用して、駒ヶ根に住みながらも登ったことがないのが気がかりだった空木岳登山にチャレンジすることにしました。友人との予定がなかなか合わずに登ることが出来なかった空木岳。どんな山か楽しみです。
8月11日。登山計画を練る前に、日帰りで空木岳への直接のルートである池山尾根を行ける所までいってみることに。今回の予備登山で初めて使用し感動したのが以下の装備。
KEENのTargheeⅡMid-TAC。軽量で快適なKEENのロングセラーTargheeⅡの機能はそのままに、より軽量で耐久性に優れたシンセティックマテリアルを使用することで、より軽やかな履き心地を実現したモデル。乾燥した砂地や傾斜のきつい岩の上でもしっかりとグリップが効き、つま先の方は広く指に自由に力を入れることが出来て安定感も抜群。通気性も良く快適で、驚くほど軽く小走りしてしまったほどです。いままで履いていた登山靴はしっかりとしてはいるものの重く、蒸れるのが当たり前でしたが、TargheeⅡはそんな悩みを解消してくれました。山歩きの新しい相棒です。
水分補給はプラティパスのBIGZIP2.0。いままでナルゲンボトルかプラティパスソフトボトルを使用していたので慣れないハイドレーションに最初は戸惑いましたが慣れてくると、行動中にも必要な時に瞬時に水分補給できる機能はとても便利でした。中央部に隔壁を設けてあり、収納時のことも考えられています。BIGZIPの名の通り大きなジッパーで補給やメンテナンスも楽々です。
さて、肝心の池山尾根。地図を見ると『小地獄』『大地獄』『迷い尾根』というゾクゾクするポイントを発見。無理せずその辺りまで行くことを目標に9時に出発しました。歩き始めてすぐ、遭難した方の慰霊碑があります。
よく整備されており、傾斜も一部を除いてきつくなく歩きやすい登山道です。
トレラン始めたら練習に来ようと思うほど走りたくなるトレイルが続きます。
小地獄・大地獄の写真が無いですが鎖が無ければ確かに地獄を見そうな場所で、昔の人はここを鎖無く登ったのか・・・と思うと大袈裟なネーミングではないような気がします。
12時46分。小地獄・大地獄を抜けて折り返しポイントに到着。この先は約3時間で空木岳みたいです。この日はここで帰路につき、池山尾根探索を終えました。
歩けるところまで歩き引き返す、ゆっくりと山との距離を縮めてゆく楽しみがあります。
地図には登山道やコースタイムが載っていますが、自分なりの目的・目的地に向かってもっと自由なやり方で歩いてみるのも良いのかも。命を背負っているという自覚は必要ですが、楽しみ方は自由です。
空木岳縦走へつづく。