Zcoo-shop便り 自然の中で自然に暮らす

薪ストーブと、アウトドアと雑貨のお店、ズクショップからの便りです。

2015 May. 10

1DAY CAMP

カテゴリー: 月火水木金土日

GWちょっとだけ休みがとれたので車にNORDISKを積んで気になってたキャンプサイトに行ってきました。お客様との会話の中でちょくちょく耳にしていた場所でしたがまだ途中までしか行ったことがない(行こうとするたびに工事をしていたので)場所でした。工事は終了しており綺麗な道で眺めも良く到着する前からワクワク。

辰野から飯田まで伊那谷が一望できます。

人里離れた場所だというのにこの車の数。さらに自転車からランニングして登ってくる方まで。
県外ナンバーが8割で穴場スポット調べてきてるな~とビックリしました。

サイトからの眺めも良好で南アルプス&中央アルプスがバッチリ。
MSRやコールマン、SNOWPEAKからNORDISKの大型テント、タープの下に張ったハンモックからコットまでベテランキャンパーたちが集まりお祭りのようでした。
Alfheimを張るスペースを見つけ5分ほどで設営完了。

標高1400メートルのキャンプサイトからの眺めは最高!
日中はAlfheimの中は暑いのでできるだけ風通し良く入り口はフルオープン。
入り口の向きを工夫すれば込み合ったキャンプサイトでもプライベートな空間がちゃんとつくれます。

買ってきた食材はピザとトッピング野菜、ベーコンと卵。昼食準備はまず火熾しから。
レザーポーチ(大1300yen+TAX/小1100yen+TAX)の中身は以下の2SET。マイ火熾しセットを作ってみました。レザーポーチ大にピッタリ収まります。

ハドソンベイ火打石セット(6900yen+TAX)
コレにはチャークロスを入れてあります。

Early1700`s TinderBox(3426yen+TAX)
中身は麻ヒモと火打ち金と火打石。ハドソンベイ付属の火打金はU時型のシンプルなもの。

麻ヒモをほぐし、焚きつけを用意します。

火花を散らしチャークロスに火種を作ります。ブラスボックスに収まるように石を小さくしたので扱いにくかったです。

火花が飛んだ部分だけをちぎって火種にしたかったのですが、ちょっと燃やし過ぎちゃいました。まだまだ経験が足りないようです。小さな火種は想像以上に高温で徐々に燃え広がってある瞬間に焔が躍り出ます。

およそ火とはなんにも関係がなさそうな石と金属から火花がちって、
小さな火種が生まれる。それが煙を出しながら燃え移り、温度を上げながら大きくなって発火する。
その焔は有機物を炭化させ土に戻す。
全ての物や出来事は相互に関係しあい連鎖反応を起こす。
それが歴史のなかでほんの一瞬だけ実現した些細な出来事でも
時代を越えて連鎖反応を継続する。
小さな火種はいろいろなことを教えてくれる気がします。

さて、熾きもいい感じにたまってきたところで
愛用のダッチオーブン登場。

2年ほど使っていますが、いい感じに油分が染み込み赤錆がでることはほとんどありません。手入れも簡単です。これ一つで煮込み、焼き、揚げもの、蒸し焼き、スモークまでなんでもこなす優れもの。

ピーマンやトマト、ベーコンを最近手に入れた北欧遊牧民の小刀で切ります。フィンランド製の炭素鋼ナイフはよい切れ味で扱いやすくまさに万能ナイフといった感じ。鞘に収めた感じも好きです。いきなりトマト汁でぐちょぐちょになってしまいましたが使ってこその道具ですね。


ダッチオーブンの蓋裏で調理したベーコンエッグ美味しかったです。塩忘れたけどベーコンの塩気で十分でした。

食後はサイト周辺を散策して日没前に撤収。
撤収もAlfhim12.6はとっても簡単でした。
ベテランキャンパーさんが遠方から来る理由が分かります。つぎは私達も1泊しに来ようと決意し帰路についたのでした~。
NORDISKのAlfhim12.6と19.6両方ともズクショップ店頭に在庫がございます。興味のある方はご連絡下さい。(0265-82-7366)遠方の方は配送することも可能です。

  • ページの先頭へ

薪ストーブエッセイ・森からの便り 新着案内