ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2019 Dec. 4

薪ストーブは描かずとも

カテゴリー: 仲間たち, 薪ストーブ

画家の伊東孝志さんは愛に溢れた人です。
奄美の太陽をココナッツにぎゅっと詰めて、アロハシャツを着せたような人です。山国生まれの人間からしたら、眩しいほどピカーッと発光しています。

そんな南国の申し子のような伊東さんは、時に哲学的な概念にまで至る「薪ストーブ」という道具の本質と向き合うために、電気とガスを止めた信州駒ヶ根の蔵の家で冬を3度過ごしています。

秋の信州。
錦織りなす里山の色彩変化は、
画家の目から見てそれは素晴らしいものでした。
草木も眠る真夜中2時、暗闇の中。
ふと目覚めて目に入ったアンコールの炎が、黄に赤に色づく木の葉とオーバーラップする瞬間がやってきます。

一陣の風に吹かれ、生を全うした喜びに踊っているかのようなミズナラの葉。
2008年10月の下旬、薪ストーブとロウソクの灯りだけで描かれたクロッキーを元に、2020年ファイヤーサイド カレンダーができました。

つながる森と動物と人間。
薪ストーブそのものは描かずとも、何より強く薪ストーブを感じる作品です。

伊東孝志さんのブログ「道草楽描」
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