高橋みな 火のあるお料理とクックウェア探検

ウッドストーブクッキングアドバイザー高橋みなが楽しい料理と共にクックウェアの可能性に迫る!

夏の「キャンプダッチオーブン料理」メドレー

 

 

お盆前の夏真っ盛りに大きな花を咲かせているのは「芙蓉」ふようです。

ひまわりと並んで夏を象徴する濃いピンクの花は、
青空と強い日差しが良く似合う・・。

近隣の農家では、採れたて夏野菜が今を盛り。
たくさんの収穫で、毎日の食卓は野菜中心に。
今回はそんな新鮮な「太陽の恵み」達を、
10インチキャンプダッチオーブンを使って
4種類の野外料理メニューに仕立てたいと思います。

*  下準備  *
薪や炭火のおきを作っておく。

 

 

とうもろこしの蒸し焼き

 

 

  • とうもろこし …一回に付き3本

 

 

1.とうもろこしはダッチオーブンに収まる長さに上下をカットし、
皮付きのまま、ダッチオーブンに並べる。

2.蓋をして、25分ほどじっくり蒸し焼きして完成♪

厚みのある鋳物のダッチオーブンの中で
上下左右、全方向から火を通された皮付きとうもろこしは、
余分な水分が抜けて甘みがギュギュっと凝縮された濃い味へ変身♪

こんなに簡単なのにこんなに美味しくていいのかしら・・?
ちょっぴり焦げ目がついたところはお醤油をたらしたりして。
採れたてのとうもろこしが手に入るうちは是非!

そして1本分は手でぱらぱらとばらしてボウルに入れておきます。

2番目のメニューは・・?
 

 

 

とうもろこしのパンケーキ

 

 

  • 粒にしたとうもろこし …1カップ(250ccのカップで)
  • 全粒粉または無漂白小麦粉 …1.5カップ
  • 塩 …小さじ1
  • ベーキングソーダ …小さじ2
  • 牛乳 …1.5カップ
  • 砂糖 …小さじ1
  • 卵 …2個
  • サラダオイル …小さじ3

 

 

1.ボウルに小麦粉、塩、ベーキングソーダを入れる。
そこへ、牛乳、砂糖、卵、オイルを入れてよく混ぜる。
とうもろこしの粒つぶも入れてよく混ぜる。

2.予熱をしていないダッチオーブンにオーブンシートを敷き、
パンケーキの種を流し入れる。

3.フタをして中くらいのおき火にかける。

4.10~15分ほどして竹串などを刺し、生地がついてこなくなったら完成!

香ばしくてとうもろこしの粒々感が楽しいパンケーキのできあがり♪
おやつにも、食事にも向いています。
オーブンシートを敷いて焼けばダッチオーブンの底はきれいなまま。
なのでこのまま次のお料理、「虹鱒の燻製」の準備へ。

 

 

虹鱒の燻製

 

 

  • 虹鱒 …4尾
  • 塩 …適量

 

 

1.虹鱒はあらかじめ内臓を取り出し、きれいに洗って塩をし、
腹部を楊枝で広げて、風通しのいいところで30分ほど乾かす。

2.ダッチオーブンの底に2重にアルミホイルを敷き、
桜の燻製チップを厚さ1センチに敷き詰め火にかける。

3.うっすらと煙が出てきたら丸網をセットし、その上に虹鱒を4尾置く。
蓋をして15~20分ほどそのまま火にかけ、全体にきれいに色付いたらできあがり。

とにかく、いい香りと色合いに包まれワインのお供にも良いですね。
ほぐしてパンに挟み、サンドイッチにするのも美味しい♪

それでは最後のメニューにいきましょう。
 

 
 

夏野菜のトマト煮込み

 

 

  • トマト …3~4個
  • ナス …3本
  • ブロッコリー …1玉
  • かぼちゃ …4分の1
  • トマト缶 …1缶
  • ニンニク …1玉
  • 塩 …適量
  • オリーブオイル …適量

 

 

1.野菜は一口大に切る。ニンニクは粗みじん切りにする。

2.粗熱のとれたダッチオーブンを良く洗い、火にかける。
オリーブオイルを入れ、みじん切りのニンニクを色づくまで炒める。

3.火の通りにくい野菜から鍋に入れて順に炒める。
全体に油が回ったらトマト缶を一缶入れ、
塩を小さじ1~2ほど加えさっと煮込んでできあがり。

 

 

 

作る順序をあらかじめ考えておけば
意外に短時間でいくつもの料理を完成させることができます。
せっかくおこした「火」は有効に使いたいもの。
燃料の節約にもなり、ダッチオーブンを洗う手間も省け、一石何鳥にもなりますね。

使用クックウェア
» ロッジ  キャンプダッチオーブン

 

 

**「火のあるお料理とクックウェア探検」エピローグ**

このエッセイを長い間読んでくださった皆様へ・・
2009年3月から連載を開始した「火のあるお料理とクックウェア探検」、
3年半ものあいだたくさんの方に読んでいただきましたが、
この回をもちまして私の連載はひとまず終了とさせていただくことになりました。
本当にありがとうございました。

様々な人と出会ったり、多くの出来事があり、
その度に発見があり、驚きがあり、
私がいろいろな世界とつながる機会をいただいた、そんな気がします。

太平洋側から日本海側に引っ越してきたことで、
新鮮な気持ちですべてを受け止め、
自分の心のフィルターをとおした言葉で表現し、様々な方に読んでいただく・・。

毎回楽しんでエッセイを書けたことはとても幸せだったなあ、と心から思います。
また、いつかどこかで皆様にお会いできる機会がありますように。
ご愛読、ありがとうございました。

高橋みな


*児童減によって統合された小学校の子どもたちの記念壁画
「鳥の陶板と希望の木」より

 



このWebマガジンはファイヤーサイドが提供しています。

  • ページの先頭へ

コメント

  1. Minaさん、こんばんは。
    エッセイもう読めなくなってしまうんですね。
    とても残念です。

    ずっと住んでいると見失ってしまいがちな、この地の魅力を教えてくれる
    貴重な存在だと思っていたんですけどね?。

    きっと新しいことにチャレンジなさるのでしょう。
    ますますのご活躍を期待しております!

  2. luisさん、こんばんは。
    今まで何度も素敵なコメントありがとうございました。
    新潟のきれいな海や豊かな山を探索してはエッセイを書いてきましたが、
    その度に楽しい発見があり、もっと見たい、知りたい、といつも感じてきました。

    ファイヤーサイドのエッセイで私の見つけた宝物を多くの方に
    読んで頂くことが出来たのはとても幸運で、そしてHAPPYなことでした♪
    luisさんのコメントにも励まされていましたよ^^

    今後このエッセイを書くことはなくなっても、ずっと身の回りの素敵なできごとに
    アンテナをはって楽しんでいきたいと思います。
    本当にありがとうございました!

薪ストーブエッセイ・森からの便り 新着案内