LIVING THE GOOD LIFE

礼儀正しい青年だった。日の出を待って、金峰山から下山してきたのだ。少しやつれて日焼けして、いい顔してた。紅葉に染まった山で、青春の悩ましさを燃やしてきたんだ。

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薪焚き人の椅子作り

1982年の秋に、この寒い山に辿り着いた。来たときの道は忘れてしまった。私は山に住む浦島太郎になった。太郎は愚かよのー。わたしだったらずっと竜宮に居ただろう。以来、ずっと木工に興じている。

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寒山子 長如是

わたしは物好き男だ。「物より心が大切です」なんて言う奴には、飛びかかって胸ぐらつかんでやりたい。なぜなら、物は人の心の鏡としてあるからだ。

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THE GARDEN

菜園のレイアウトをリノベイションしている。圃場を拡張し、その整備に心を砕いている。食料増産5カ年計画のスローガンを掲げたのはいつだったかな? 忘れた。ともあれ、我らが菜園は進化しつづけている。

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またの春を待ちながら

海洋性の南岸低気圧が豪雪をもたらした。スノーシューを履いて村道まで出てみようと試みるも、50m進むのに30分かかる有様。娑婆との接触は一週間途絶えた。

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薪ストーブと孤独

“孤立無援”を標榜して憚らない自分だが、実は多くの同士に支えられてこの山暮らしはある。わかっています! 人も薪も寄り添うことで、燃えるんです。

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仙人になろう

“いすゞ”の6輪駆動6トントラック“ロッキー”が、丸太を満載してやって来た。ペルシャ湾からではなくて、村の林野から薪エネルギーが届いたんだ。

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包丁を研ごう。古きに戻ろう

実を言えば、刃物研ぎで一番厄介なのは“荒研ぎ”なんです。どんなに平らな砥石を使っても、刃先はどうしても丸っ刃になっていくものだ。そんなわけで、ここで“秘密兵器”を登場させたい。

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頓馬な政治と切れない包丁は危険だ

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寒山梅雨徒然草

園芸家は長雨が嫌いだ。花壇の花穂が倒れてしまう。菜園の野菜が徒長する。こんな湿潤で日照時間の少ない雨期には、畝にストーブの灰を撒く。

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