すずきみちよ 薪ストーブでおうちごはん

アウトドア料理コーディネーター鈴木道代によるシンプルな素材が生きる「おうちごはん」レシピ

野菜たっぷり餃子

時に手作りの餃子をお腹いっぱい食べたくなりませんか?
我が家の味は野菜たっぷり、肉ちょびっとのバランスです。
鋳物の餃子焼き鍋がありますが、これが薪ストーブで使うのにピッタリ。
薪で焼いたら皮はカリッと中はふわっとした、春らしいやさしい餃子の味になりました。
 

 

  • 餃子の皮     ・・・ 24枚
  • 豚ひき肉     ・・・ 50g
  • 白菜(またはキャベツ)     ・・・ 350g(1/4株くらい)
  • ニラ     ・・・ 1/3束
  • ネギ     ・・・ 10cm
  • にんにく     ・・・ 1かけ
  • しょうが     ・・・ 1かけ
  • 片栗粉     ・・・ 小さじ1 
  • 醤油     ・・・ 大さじ1
  • 塩     ・・・ 小さじ1/2
  • みりん     ・・・ 小さじ1
  • 砂糖     ・・・ 小さじ1/2
  • ゴマ油     ・・・ 小さじ1
  • こしょう     ・・・ 少々

 

 


白菜はみじん切りにして塩もみし、よくしぼる。ニラ、ネギも細かく刻む。
豚ひき肉、刻んだ野菜、すりおろしたにんにく・しょうが、
調味料を入れてよく混ぜ、片栗粉も加えて混ぜる。
※薪ストーブは高温にしてフライパンを乗せ、よく熱しておくのがポイント。


餃子の皮を広げ、ひだをとって①の餡を包む。
※皮のふちに水を少しつけながらひだをつくるときれいにできます。


油を敷いたフライパンに並べて蓋をする(乾かないように)。
良いこげ色がついたら湯を注ぎ、蓋をして蒸し焼きにする。
湯がなくなり皮がカリッとするまで焼き上げる。
※湯が多いと蒸し焼きに時間がかかりベタッとなるので、少なめに注いで。


ご飯? それともビールと一緒かな? 醤油、酢、ラー油などお好みのたれでどうぞ。

 

冷凍餃子の中毒事故が世間を騒がせていますね。
ニュースで見ていて一番気になったのは「中国の人たちが大量の餃子を手で包んで作ってくれて、
それをはるばる日本まで運んでやっと私たちの口に入るのかぁ、なんかおかしいよなぁ」ということ。
やっぱり食べるものはもっと自分の近くに引き寄せていたいものだなぁ…と。
顔の見える気配りの届く関係ほど、ああいった事故は起こりにくいでしょうからね。

安さだけを求めて何でも外国から経済力で買えるつもりでいたら、
そうでなくなりつつある今、主要先進国の半分の自給率しかない日本の食卓はどーなるのでしょう?
そうして春の菜園にジャガイモを植えつける私がいるのでした。


 

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