すずきみちよ 薪ストーブでおうちごはん

アウトドア料理コーディネーター鈴木道代によるシンプルな素材が生きる「おうちごはん」レシピ

丸ごとカボチャの豆乳クリームスープ

畑の大家さん「すどう農園」さんから”焚き火料理の会”のお誘いをいただきました。
畑じゅうツルをいっぱいに伸ばして雑草抑えをしながら元気に育っていたカボチャくん達を一気に収穫して食そうという企画です。
採りたてのカボチャを畑でダッチオーブンで食べようというのですから素敵ですね。
何を作ろうかな?
まず最初に浮かんだカボチャ料理がコレでした。
まずは近所で頂いたカボチャで試作してみました。

 

丸ごとカボチャの豆乳クリームスープ

 

材料

  • カボチャ …1個
  • 豆乳 …適量
  • とろけるチーズ …ひとつかみ位 
  • こしょう

 

作り方

1.薪ストーブに軽く火を入れクッキングスタンドをセットしておきます。

2.カボチャのへたの部分を包丁でくり抜き、スプーンで中の種を取り除く。
カボチャの座りが悪いようなら底を少し落とします。

3.カボチャに豆乳を注ぎ入れチーズも加えます。
塩・こしょうで強めの塩味にします。

4.ダッチオーブンにセットし蓋をして蒸し焼きにします。
直接鍋に触れないようにアルミホイルなどで枕をつくり、底上げするといいでしょう。
底がこげないように注意して。

5.カボチャに火が通れば完成♪
カボチャの大きさと火加減によりますが30分ほどでした。
焼いている間に底が抜けてスープがこぼれてしまうことがあるので注意してくださいね。

カボチャの中身をこそげ取るようにしながらスープごとすくって食べるのが楽しい。

カボチャのホロリがチーズでとろとろクリームになっていてやさしいお味。

ポタージュ・グラタン系が大好きな娘はお替わりして食べていました。

残った皮の部分は翌朝カットして豆乳で煮てスープにして食べきりましたよ。

日が落ちると冷たい風が降りてくるのでストーブの炎がうれしい。
ストーブトップに乗せた鉄瓶のお湯が沸いていることにもあらためて感動。
早く本格的シーズンが来ないかしら・・・

使用ストーブ » バーモントキャスティングス  アンコール

 

畑でカボチャパーティ

そして実際のカボチャパーティの様子はコチラ。

丸ごとのくり抜きカボチャにアッと驚きの声があがりました!

焚き火で料理する時も薪ストーブクッキングと同じようにたくさんおき火をつくっておくとやりやすい。
料理によって吊るしたり直に置いたり。
おき火の調節も重要。
丸ごとカボチャには上火を多めに使いました。

【当日のメニュー
・丸ごとカボチャの豆乳クリームスープ
・カボチャ入り農園野菜のラタテュイユ
・チキンとカボチャのロースト
・さんまご飯
・蒸し焼きカボチャのメープルココナツミルクがけ
・自家焙煎ひ暮らしヒュッテ珈琲

皆さん「美味しい〜」「感激!」とおなかいっぱい大満足のご様子でした。
シンプルな作り方なのに複雑な味が出るところがダッチオーブンの凄さかなと思います。ほとんど塩しか使っていません。
畑の前でこうやってお料理して食べるっていうロケーションも最高ですしね。
そのまんま産地直送ですから。

参加してくださった顔ぶれもいろいろ。
この日はすどう農園さんの種まきイベントと畑の収穫があったので、地に足のついた暮らしを求めて様々な学びをされている方が集まったようです。

こうやって楽しいことをしながら学びつながりあって広がって、地域ごとに仕事や食べ物や生活が回るようなしくみができていけばいいな。
たくさんの新しい考えの若者たちがいるのだから期待大ですね。

みな口々に「焚き火はいいね〜」と言っていました。「落ち着きます」って。
つまり家の中で火を燃やせる薪ストーブでワタシ毎日癒されているってことですよね。(冬限定?)
薪エネルギーを自給する小さなサイクルの中にもたくさん学びがあるし。
人を惹き寄せる炎のエネルギーって本当に不思議です。

ちなみにデザートはコチラ。
蒸し焼きカボチャにナタデココとパイン缶を添えてココナツミルクとメープルシロップをかけました。
簡単でさっぱりしていてお腹がいっぱいでも入ります♪

日が暮れて温かいひ暮らしヒュッテ珈琲もおいしく、カボチャづくしの素晴らしい一日が終わっていきました。
それにしても日が暮れるのが早いこと。
ここ相模湖を盛り上げようといろいろな企画をしてくださるすどう農園さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
わたしも秋の種まきからガンバリマス・・・

 

Photoes by Michiyo Suzuki

*隔月連載。次回の更新は11月中旬です。



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