すずきみちよ 薪ストーブでおうちごはん

アウトドア料理コーディネーター鈴木道代によるシンプルな素材が生きる「おうちごはん」レシピ

ドライフルーツのケーキ

ドライフルーツのケーキ

薪ストーブでのお料理の火加減に慣れてきたら、デザートも薪で焼いちゃいましょう。
熾きが少し落ち着いてきた頃合いで、熾きをよけた隙間で焼き上げます。
この季節のおみやげにピッタリ。
バター、卵を使わないのでドッシリしているけれど身体にやさしい。
「薪で焼いたんだよ!!」のちょっぴり自慢の一言を添えて。

 

 

 

  • (21.5×8cmのパウンド型1台分)
  • 小麦粉     ・・・ 2カップ
  • てんさい糖(砂糖)     ・・・ 大さじ4
  • ベ-キングパウダー     ・・・ 大さじ1
  • 自然塩     ・・・ ひとつまみ
  • レーズンなどのドライフルーツ     ・・・ 1カップ分
  • (なたね)サラダ油     ・・・ 1/3カップ
  • 豆乳     ・・・ 2/3カップ

 

 


薪ストーブは熾き火の状態で中火にしておく。
ストーブトップのサーモメーターは250℃くらい。
型に薄く油をぬっておく。


小麦粉、てんさい糖、ベーキングパウダー、自然塩をボウルに入れ、
泡だて器で混ぜ合わせる。


なたね油と豆乳をよく混ぜ、3のボウルに入れヘラで混ぜ合わせ、ドライフルーツも加える。


型に流し入れ、熾きを左右に分けた燃焼室へ置いて焼く。
竹串を刺して何も付いてこなくなるまで約40分。
焼きあがるとほぼ火は消えています。


ストーブトップで沸かしたおいしいお茶と一緒にうれしいTeatimeを。
 

家のオーブンレンジがずいぶん前に壊れました。
電子レンジのない生活はもう別に困らないけれどオーブンが…(涙)。
娘も楽しみにしているパン焼き、おやつ作りもお休み中でした。
でも私には薪ストーブオーブンがあるんだったと思い出したのでした。
なぜかお菓子作りにはあまり活躍させていなかったのです。
それ以来、熾き火で焼き芋、焼きリンゴとせっせと作っています。
おかげでキャンプの焚き火のように気軽に使いこなせるようになりました。

 
 

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