ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2015 Jan. 6

黄昏に乾杯を!

年末の慌ただしさから、ご報告遅くなりました!
お歳暮としてお世話になった方々へ、オリジナルラベルのウイスキーをお贈りさせていただきました。

テーマはアンコールの新色トワイライト。
ガラス部分を型抜きし、ウイスキーの色を焔に見立てた仕掛けとなっています。
ひととき、ビンをストーブの焔や太陽の光にかざし、ウイスキーの焔が魅せる様々な表情をお楽しみください。

今回もマルスウイスキーさんにご協力いただきました。


ブレンダーでもある竹平所長と旧蒸留機前で。

国産ウイスキーの生みの親である、竹鶴政孝氏が連続テレビ小説のモデルとなり話題ですね。
こちらマルスウイスキーさんは、主人公のマッサンを上司としてスコットランドに送り込んだ岩井喜一郎氏の指導のもと設立された蒸留所です。

当時、マッサンが提出した報告ノートを元に蒸留釜が作られているそうです。
浪漫ですね!


新調してピカピカ!大きさや形は以前と全く同じです。

ウイスキーは樽詰めして、最低でも三年の熟成の時を経て世に出ます。
その間『エンジェルシェア』と呼ばれる現象が起こり、年を追うごとに樽の中身は少しずつ減ってしまいます。


貯蔵庫の天井まで樽が積まれています。

マルスウイスキーさんは2013年にワールド・ウイスキー・アワード(WWA) 世界最高賞受賞を受賞し大人気!
熟成樽を置くスペースの確保もなかなか難しいそうです。
「新築したファイヤーサイドの敷地に樽を置いたら?」
なんて話も出ましたが、エンジェルシェアならぬ『社員シェア』で、いざ開封したら中身は空っぽ、そんな事態が起きそうですね!

なんと写風人さんがお送りしたウイスキーを使い、ポスターのように仕上げてくださいました。
今すぐ酒屋さんの店頭に貼り出せそう!


提供/写風人

【おまけ】
型抜きが細かいため機械に通せず、出張してラベルを手で貼る内職してきました。
本当にマッサンの時代のよう……。

  • ページの先頭へ

薪ストーブエッセイ・森からの便り 新着案内