ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2011 Jun. 3

日本人より日本人らしいふたり

6月11日に当社きってのミュージシャン、
ポール&ビルのコンビが尺八の演奏会に出演します。

「第18回 竹竹の会 in 高島城」
——–アマチュアからプロも、県内から県外も、古典から現代曲まで、
——–尺八だけの音楽をお楽しみください。

日時:2011年6月11日(土) 13:00開場 13:30開演
場所:長野県 諏訪市 高島城公園 島崎二区公民館(諏訪市高島1-20-1)
駐車場:諏訪市役所 利用
入場料:無料

ふたりはデュエットで「利根の船唄」を演奏します。
出演は3番めです(予定)。

ここのところ昼休みには倉庫の一室で熱心に練習しています。

ちょっと覗かせてもらいましたが、
生の音は体の深い所に響き、空気の震えもいい心持ちです。
尺八の音は、時にため息、時に慟哭しているようにも聴こえます。

↑こちらはさかのぼって、去年のビルさんの写真を発掘。
遠くから流れてくる笛の音に、
「う、牛若丸!?」と音の跡をつけたらビルさんがいました。
弁慶みたいなビルさんって書こうかちょっと迷いました。

ストーブ倉庫で朗々と練習しています。
アメリカからやって来て初めて聞いた尺八の音色に
出荷を待つストーブ達もさぞやカルチャーショックを受けたことでしょう。
ここで和の心に触れたストーブ達は
今頃どこかのお宅で静かに初夏を過ごしているかな?

ふたりの来日のきっかけは尺八。
尺八を勉強しに来て、日本で薪ストーブ屋になったふたり。
日本人より日本人らしいふたり、なのでした。

» ポールキャスナーと尺八

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