ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2015 Oct. 27

雰囲気づくりは小物から

ストライカーを擦ると、軸から指先へと伝うザラリとした感触。
ぽっと灯る小さな火と、同時に漂う独特の香り…。
そっと薪に燃え移らせてストーブの中に閉じ込めれば、見る間に燃え上がり私たちを暖めてくれる焔へと姿を変える。

アナログなマッチには、五感をくすぐる趣があります。

薪ストーブの傍らに、レトロな雰囲気が漂うマッチはいかがでしょう?
表裏で絵柄の違う2種類を4個セットにしました。

ひと箱めのテーマは「アニバーサリー!」。


表は40周年の文字と馬車マーク。
裏は初期を支えたデファイアント、ビジラント、レゾリュート、イントレピッドの4機種。
差し色の赤は、マッチ頭の色とリンクしています。


もう片方のマッチ頭が白なので、並べるとなんだかおめでたい雰囲気?

もうひと箱のテーマは「歴史」です。


表面は『薪ストーブの父 ベンジャミン・フランクリン』。
裏面は『古き佳きバーモント』です。

政治家、外交官、物理学者…と様々な肩書きをもつベンジャミン・フランクリンは薪ストーブを発明した発明家でもあります。


100ドル紙幣の肖像になっているので、この顔にピンとくる方も多いのではないでしょうか?

18世紀、暖炉は燃焼効率が悪く、火事のおそれも伴う危険なものでした。
そこでベンジャミンが発明したのが、鉄製の箱の中で薪を燃やし放熱で暖まるという現代の薪ストーブの原型となるストーブだったのです。
「利益目当てではなく、人々の役に立つ事が目的」として、特許を取らなかったので様々なメーカーで研究され現代のストーブへと発展しました。
ありがたいことです…。

裏面はメープルシロップ工場や馬車のほか、犬と散歩する少年、ステッキを持った紳士、おしゃべりする女性達など当時の雰囲気が伝わってくる絵柄です。


絵画ほど大げさでなく、ポストカードよりもさりげなく…。
ストーブ周りの雰囲気づくりに一役買ってくれると思います。

記念品を使うのはもったいない…と言わず、せひ火を灯して匂いや熱もお楽しみください。

全国の販売店からご注文いただける他、ZCOO-SHOPでも扱っています。
価格は¥500(税別)です。
スペックは商品ページをご覧ください。

 

 

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