ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2017 Jan. 19

突撃となりの薪ストーブ

昨年11月のデンマーク訪問の折、
薪ストーブが根付いた地元の暮らしが知りたい!と、Hetaのジェフさんのお宅にお邪魔させてもらいました。

ジェフさんは9月のファイヤーサイド30周年ミーティングでもプレゼンを行い、俳優さんみたいな佇まいと懇親会での「渾身のバンザイ」が話題だった(?)方です。

奥さんのソフィアさん、ミリアちゃん、セバスチャンくんの仲良し家族。
暖房は薪ストーブと床暖を併用しています。

Hetaの縦型モデルScan-Lineを中心に据え、白、黒、グレーのすっきりとしたインテリアでコーディネートされた空間はHyggeな時間(ヒュッゲ/心地よい)が流れていました。

「ヒュッゲには必ず火がありますよ」とソフィアさん。

デンマークのあらゆる場所で目にしたキャンドルの揺らめきは、一般家庭でも大切にされていました。

照明の使い方が本当に上手!

デンマークではチムニースイーパーの許可があってはじめてストーブが焚けます。
本体や煙突の設置はストーブ店が行いますが、最後にチムニースイーパーが検査をして「焚いてよし」のシールを貼ります。
チムニースイーパーは公務員的な扱いで、地域ごと2名、郡から給与が出ます。
煙突掃除の季節は5〜7月。
伝統的な制服があります。

作業自体は無料ですが、ストーブのある家は固定資産税が1万円ほど高いそうです。
クルマで言ったら車検のようなもので、古くから制度が確立されています。
今度はぜひチムニースイーパーの仕事ぶりを取材してみたいと思いました。 

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コメント

  1. いつも思うのですが、デンマ-クの家はインテリアが素敵ですね。それと同時に清潔感に溢れていますね、Hetaの工場の写真を見ても同じように感じました。ジェフさんの家の薪スト-ブも素敵ですね。

  2. 坂下さま
    本当にデンマークは街並も建物も清潔感があって素敵です。
    ストーブにもそれが現れているように思います。
    どうしたらあんなにすっきり暮らせるのか、
    物が多すぎる自分の暮らしをかえりみてしまいました。

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