ファイヤーサイドスタッフブログ われら薪焚人(まきたきびと)

中央アルプスの麓、標高800mの大自然より四季折々の話題をお届けします。

2011 Mar. 7

八ヶ岳へ

カテゴリー: 健康, 野遊び

冬になると体が硬くなりやすいですね。
その時はやはり外で何かすると柔らかくなります。
ちょうどそう思って行ったら、田渕義雄さんから電話があり、
「スノーシューで八ヶ岳のみどり池に行きませんか」。
で、次の天気のいい日曜日に行く約束をしました。


晴れの日曜日。冷たく強い風の中、南海の稲子湯温泉から出発!


登りがきついのですが、体が暖かくなりました。


グーちゃんは雪のような白い犬だ。和歌山県の紀州という種類の和犬です。
小林さん(めがね)はアウトドアウェアなどのデザイナーです。
彼のバックパックなどは全部オリジナルです。


今日の目的地、みどり池に着きました。美しい天狗岳が目の前です。
空気が美味しいところ。池が凍っていたのでスノーシューで歩ける。


スノーシューを乾かすのに薪のところを借してくださいね。


しらびそ小屋の壁に1988年から今年まで初霜、初雪、初氷が記録してあった。
面白く「2010・10.24 ストーブ新設」って書いてある。


しらびそ小屋の前でチーズ。
小屋の今井さんが写真を撮ってくださいました。ありがとう今井さん。


小屋の上のキャンプ場から硫黄岳が広がっている。
ここと山の間は動物と森だけ。ここは人間が住まない大自然です。
僕たちは帰ったけれど、しらびそに今井さんは一人で残っています。
こんな山の中でたった一人で。


帰りはのんびり。せっかく山を登りましたから森で楽しむ。


これは何ですか?
雪の上にいっぱい木の皮が散らかっている。
田渕さんの話によるとこの木は岳樺(ダケカンバ)です。1700m以上で生える。
この皮は着火剤になるのではないか?


この木肌が風で剥がれ、これで新木肌がでてくる仕組みになっているそうです。
手で取っちゃだめですよ。


しらびそ小屋の前の岳樺は立派です。


田渕さんと岳樺


途中の沢が美しく凍っていました。氷の柱のようです。


トレールでいっぱい遊びましょう!


下りのきつい坂はとにかく早い。滑りながら降りるしかない。


だんだん空の色がうすいももいろに・・・さぁ稲子湯に入りましょう。

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