ポールキャスナー 薪ストーブのある生活

日本における草分け的存在が贈るカントリーライフの提案。薪ストーブにまつわる様々なストーリーをお届けします。

2台のストーブメンテナンス

ストーブシーズンが本格的に始まる前に
必ず煙突掃除とストーブメンテナンスをやりましょう。
バーモントキャスティングスのストーブを正しく焚けば、
1年に一度だけの煙突掃除になります。
煙突掃除とストーブメンテナンスを行えば、ストーブの性能と能力が高まります。

先ず煙突掃除を!
私の家はストーブが2台あります。
本体のメンテナンスをやる前に煙突掃除をします。
室内からブラシをするか屋根に登って掃除をするかは煙突の設計によります。
これからストーブの設置を企画する方には掃除がしやすい設計を勧めます。
今回は室内からと屋根の上からの両方をしました。
 

室内からの準備:室内(シングル)煙突を外し、
煙突掃除袋を設置してブラシを3回程度上下します。
屋根の上からの場合は、
先ずは部屋が汚れないようにストーブ本体を
ビニールシートで巻いておけば煤が部屋に漏れません。
必ず安全帯をして、工具なども落ちないように安全を確保します。


部屋の中から掃除をする時に室内(シングル)煙突を外します。
外した煙突は屋外に出してブラシをします。


煙突掃除袋


屋根の上の時はストーブ本体をラップ!
犬のエールはじゃまをしていました!


道具などが落ちないようにSフックで煙突に固定します。


バーモントキャスティングスのストーブを正しく使えば、
1年間の煤はこんな感じです。
少ないですね!


ブラシを入れてしっかりと3~4回上下します。
時計方向に回せばブラシは中で抜けません。


左はアンコールの煤。右はデファイアント。
アンコールの方が細かい!デファイアントの量は少ない。
どちらもフレーク状です。薪がよく乾いていますし、温度管理は抜群。

煙突掃除が終わりましたら本体の掃除です。

先ず灰を取り出す。畑の肥料に!


丁寧に!!


粉塵機で仕上げる。全部取りましょう!


アンコールの触媒点検:
先ずファイヤーバックを止めてあるくさびを外す。


スロートフッドを外す。


ファイヤーバックを取り出す。


セラミックファイバーの二次燃焼室が見えます。
NASAのスペースシャトルの表面と同じ材料です。
壊れやすいので….


触媒のフタを丁寧に外します。


この触媒は4年目です。もう交換の時期です。


ファイヤーバックのファイバーロープが取れています。


古いセメントをドライバーできれいに取り出す。


ワイヤーブラシで鉄まできれいに。


新しいセメントを塗る。


まんべんなく塗ることが大事です。


新しいファイバーロープを塗る。
この後写真は取っていないが、ドアガラスを掃除しました。
ねじやボルトなどの所に油をさしておきます。
ドアハンドルやダンパーを微調整します。


最後に黒いデファイアントをストーブポリシュで仕上げます。
先ず歯ブラシで全体にたっぷり塗ります。
よく乾いたら(約30分後)古着でから拭きします。
最後、新聞で磨き仕上げです。
この新聞を使って仕上げると色が落ち着いてきます。
またいい艶が出ます。
この新聞を使うことはストーブアートの矢島さんが10年ほど前に教えてくれた。
美しくなりました。
色々な人に教えられてストーブの知識を積んでいます。感謝!

煙突掃除の一番いいことは屋根の上の眺めですよ。
木の上に鳥のように!
これは私の屋根から見た中央アルプスです。
すばらしいビューですね。
煙突掃除とストーブメンテナンスの重要性について、
ファイヤーサイドのホームページ「メンテナンス」をご参照ください。



このWebマガジンはファイヤーサイドが提供しています。

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コメント

  1. ファイヤーサイド社の社長さん自らがメンテナンスを実践している!
    これこそが、御社の強みであり、ユーザーの皆さんが信頼を寄せている理由なんですね。言うことは簡単ですが、自らが経験して習得した「知恵」こそが「本物の技」と成るわけですね。メンテナンスをすると「ストーブと煙突は綺麗になる」が、作業した人の外見は汚れる。しかし、作業した人の「心の中」は「洗われる」気がします。
    メンテをするたびに、「大切にしよう・・・」と思います。

  2. いつもお世話になっております。ありがとう。ありがとうございます。そういえば一枚の写真ですが、実は私の手ではありません。誰の手でしょう?

  3. グリーンのシートの上でロアファイヤーバックにガスケットを付けている・・・
    ARTのA氏、そう、魔法の新聞コーティングをご伝授した方ですね?
    手首のゴツさが似ています。ムムム、、、黄色いスエットシャツの方?
    カレンダーの画家さん?

  4. グリーンシートの上はH紙ですよ。自分の手わかりませんか?後はすべて私ですよ。ファイバーロープのいい写真が取れなかったので数年前取った写真を使いました。

  5. ええっ、、、
    そうだったんですね。
    ということは、この現場は・・・忘れましょう・・・。

  6. アンコールを三シーズン使用しています。
    今年の出番も終了し連休にお掃除とメンテナンスを行いました。
    三シーズン使用した状況は、フロートフードの変形とファイヤーバックを外して見たらキャタリックコンバスターの破損が発見されました。
    当然、ファイヤーバックのファイバーロープも剥がれており交換が必要な状況です。
    そこでご意見を伺いたいのですが、アンコールパーツリストと料金表がアップされているサイトは有るのでしょうか。探しても見つかりません。お教えいただけると助かります。宜しくお願い致します。

  7. 大森さま、
    コメントありがとうございました。
    弊社のウェブサイトのユーザーサポートページにアンコールの説明書のpdfのダウンロードできます。
    http://www.firesidestove.com/knowledge/usersupport/index.html
    アンコールの説明書の42?43ページにパーツリストございます。部品の価格表は現在アップされていないので、近くの販売店または弊社にお問い合わせてください。
    http://www.firesidestove.com/dealer/

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